成功の法則92ヶ条 第6章 (「世界観を育てる」 後半)87-92【解説と感想】<三木谷浩史>

成功の法則92ヶ条

 「 成功の法則92ヶ条 第6章 」の前半部分について解説・感想などをまとめております。楽天・三木谷社長のビジネス思考=ビジネスで成功するためのフレームワークを知るきっかけとなればと思っています。!

 起業を考えている方(副業も含む)や、これから楽天への入社を考えている方にも有益な内容かと。

 今回が、ついに最終回。第六章「世界観を育てる」の後編をご紹介。

 本書は、2009年に発行された、もう10年以上も前の本なのですが、改めて普遍性のある内容だと感じていますし、今回のご紹介を機に、自分としても取り入れられるところは取り入れていきたいですね。

 また合わせて、楽天の価値観や社員の行動指針を記した下記URLも参考いただけると、さらにこの著書の内容が理解できます。

楽天主義|楽天グループ株式会社
『楽天主義』はこちらから。『楽天主義』は楽天グループの根幹を成し、全ての従業員の行動指針として、大切にしている考え方です。楽天グループは、イノベーションを通じて、人々と社会をエンパワーメントすることを目指しています。

 では、どうぞー!

目次

成功の法則92ヶ条 第6章 【87.ネットはメディアになり、メディアはネット化する。そしてメディアの中心がネットになる】

・インターネットは以前から進行していた「個人の趣味の多様化」という現象の絶好の受け皿になった。ネット上での情報の受け手は、同時に情報の送り手でもある。小さなコミュニティが無数に生まれ、流行という言葉の定義から逸脱するほど小さな”流行”が泡のように生まれては消える。

・趣味の多様化が加速し、かつての意味での流行はその規模を縮小している。マスコミという既存のメディアは、細分化されたこの新しい世界観に対応するのが難しい。

・新聞の発行部数も、テレビ局の広告収入も減る一方。テレビはますますつまらなくなり、子供たちですらテレビを見なくって来ている。

・かなり近い将来に、メディアの中心はネットになるだろう。

トット
トット

これってすでに、そうなっちゃってるよねー。。。

成功の法則92ヶ条 第6章 【88.金融もすべてネット化する】

・メディア同様、これもそう遠くない将来に、完全にネット上に移行してしまうはずだ。

・銀行も、証券会社も、リアルな店舗を持つ必要がなくなるし、これからのビジネスモデルは、すべてそういう未来が前提となる。

トット
トット

こちらに関しては、メディアの移行ほどは進んでない気がしますけど、もう目前なんでしょうね。

成功の法則92ヶ条 第6章 【89.グローバル化することで、ローカルを強化する】

・グローバル化するとは、外から日本を眺めるという意味合いも含む。つまり日本をより良い国にするために、グローバル化するのだ。

・グローバル企業の強さは、世界中のマーケットの中から、成功例を引き出して、それを他のマーケットでも応用できるところにある。

・現在日本を揺るがせている様々な国内問題も、日本だけを見るのではなく、地球全体を見渡せるまで視点を引いて眺めれば、全く別の角度から解決する方法が見つかるはず。

成功の法則92ヶ条 第6章 【90.過去の成功例を、徹底的に分析せよ】

・文明は変わっても、人間の中身は変わっていない。歴史を少し振り返るだけで、自分が現在乗り越えようとしている壁を乗り越える方法のヒントくらいはいくらでも見つかる。歴史は人間の数限りない試行錯誤の保管庫のようなもの。

成功の法則92ヶ条 第6章【91.日本人は内弁慶すぎる。もっと自信を持とう】

・かつて日本人は、猿真似しかできない国民だと揶揄されたものだが、今やそういうことを言う外国人はいない。猿真似ではなく、外国へのあこがれに裏付けられた、外国の文化を受容する能力の高さだ。

・海という自然障壁に囲まれているという点が国民性のユニークさの源になっていて、それは誇りとするべき部分もある。ただし、そのユニークさの中には、矯正すべき点もある。憧れる気持ちの裏側には、気後れが隠れていて、それが日本人の内弁慶さの原因にもなっている。

・日本と外国は、確かに違う。けれど結局のところ、そこに住んでいるのは同じ人間。それさえ理解しているなら、なにも恐れることはない。もっと自分に自信をもって、外国に”進出”しよう!

成功の法則92ヶ条 第6章【92.Never too late.】(遅すぎるということは、ない!)

・最初に動いたものに、アドバンテージがある(=ファースト・ムーバー・アドバンテージ)。それは確かに事実で、後発のものは、最初からこのアドバンテージが奪われている。

・けれど、どんなことでも遅すぎるということはない。今から始めれば、何でも出来る。

・後発は不利だ。簡単には勝てない。みんなそう言う。簡単に勝とうとするから、勝てないだけのことだ。大きな戦略を描いて、時間を掛ければ大概のものは逆転できるのだ。

・ファースト・ムーバー・アドバンテージという言葉と対になる「ベスト・ムーバーズ・アドバンテージ」という言葉がある。最善の動きをしたものに、アドバンテージがあるという意味。最初に動いたものが、最善の動きをしたとは限らない。

・いや、仮にその時点では最善の動きだったとしても、それを凌駕する動き方は必ずどこかにあるはずなのだ。

・ファーストムーバーになれなかったら、ベストムーバーを目指せばいい。

・人生に遅すぎるということはない。今、この瞬間から始めれば、この世に不可能ということはない。


※今回の内容は、あくまで著者であるトット自身が覚え書き的に、エッセンスと感じた内容をまとめたものです。なので、よりしっかり学ぶためには、やっぱり原著をあたることが大事ですよ!


・・・ということで、成功の法則92ヶ条の自分なりの復習、ここにて終わりました。

トット
トット

「人生に遅すぎるということはない。今、この瞬間から始めれば、この世に不可能ということはない。」・・・言われ尽くした感のある言葉ですが、しっかり噛み締めると、これだけ深く、人の心を振るい立たせる言葉はないですね。

 本ブログをはじめるにあたって、一番最初の大きなネタとして取り上げたこの本ですが、自分がネットショップの店長として参考にしてきた三木谷氏の言葉の数々に、あらためてこれから頑張ろうという気になりましたよ!

 何かのきっかけでこのブログに向き合った人たちが、この記事をきっかけに、日本国内有数の優れた経営者である三木谷氏の経営哲学に触れて、今後の成長に繋げていただける結果になったとしたら、すごくうれしいです♪

でわでわ♪

<<前に戻る

コメント

タイトルとURLをコピーしました