もう20数年以上、手元にあり、折に触れて読み返す1冊があります。
それが、これから数回にわたって紹介する『リヴィング・ウィズ・ジョイ』(サネヤ・ロウマン著)です。
1991年刊行と、初版が刊行されてから30年以上経っているのですが、自分にとっての人生の在り方を折に触れて参考としてきた座右の書なんです。
「不安や悩みなどのネガティブな思いを手放し、喜びと共に生きる」というこの本のメッセージに、自分は人生のいろんなタイミングで、支えられてきました。
いまや、コロナをはじめ世界中で、不安、怒り、憎しみの連鎖がとどまる気配も見えません。
このようなタイミングだからこそ、『リヴィング・ウィズ・ジョイ』に記されたメッセージの有益。昔の自分のように人生で思い悩む数多くの人たちのために少しでも役立ててつつ、やっぱこの本にある「愛と光の道」気づく人がさらに増えれば良いなーという想いで、この本の解説を行うことにしました。
第1回目の今回は、自分がこの本と出合ったきっかけと、この本の内容を語っている”真の著者”というべき、高次元の宇宙意識の集合体である「オリン」についてのこと、そして改めてこの本を取り上げたきっかけに関して触れさせていただければと思います。
目次
【スピリチュアルの名著】『リヴィング・ウィズ・ジョイ』と出会ったきっかけ
私は地元の地方大学を卒業し上京後、もともとスピリチュアルや超能力になどに興味があったこともあり、そんな超能力を封入したグッズを入会した会員に販売するという、ちょっと変わった会社に入社しました。
(※具体的な会社名は伏せさせていただきます。詐欺的なスタンスではなく、真面目にそういうものを探求していきつつ、会社としての体裁も整っているという、稀有な会社でした。自分は辞めて20年近くたちますが、今でも存続しています。)
そこで働いていた時に、自分より後に入社した年上の後輩社員からすすめられて手渡されたのがこの『リヴィング・ウィズ・ジョイ』(サネヤ・ロウマン著)という本でした。
内容はというと、この本の著者でありチャネラー(=高次の霊的存在・神・宇宙人・死者などの超越的・常識を超えた存在との交信を行う人)であるサネヤ・ロウマンさんを通じて、高次元の宇宙意識の集合体である「オリン」が地球人に対して生き方のメッセージを送る、という内容。
自分はもともと、小学生ぐらいのころから占いやスピリチュアル的なものが大好きで、それが高じて「超能力」なんてものを扱う会社に入ったくらい。なので、最初から興味津々では読み始めました。
当時の自分は、見た目こそ明るく前向きな存在に見られることが多かったものの、実際はドロドロとした黒いものを内に秘めた陰キャで、悩んだり悲観したりという完全にネガティブ寄りの人間でした。(だからこそ、超能力やスピリチャルなどに惹かれていたんですが・・・)
正直、超能力は信じているくせ「チャネリング。。。ほんとかよw」みたいな懐疑的な気持ちもありつつ、最初はそんな否定的な感じで読み始めました。
しかし読み進めるうちに、オリンの語る「新しい時代へ向けての知恵」というべき内容が、チャネリングとかスピリチュアル云々は別に、自分自身の迷える生き方の指針となる、前向きでポジティブなものであることに気付いていったのです。
そして、その後の自分の人生においても悩んだり落ち込んだりした時に折に触れて読み返す「座右の書」となっていたのです。
高次元の宇宙意識の集合体「オリン」と、この本の成り立ちについて
チャネラーであるサネヤ・ロウマンの「もっとも高次の指導霊・教師に降りてきてほしい」との願いに応えて降りてきたのが、オリンと名乗る霊的教師。現在は肉体を持たない存在なので、サネヤロウマンを通じてメッセージを送っている、とのこと。
この「リヴィング・ウィズ・ジョイ」という本は、
「宇宙は友達で、豊かなところであり、あなたも喜びと愛に満ちて生きることができるという信念」
この信念を広げたいというオリンの意思でできた本だということです。
今こそ「平和を生み出す方法」をもたらすとき
最近、この本を何回目の再読をした際に、オリンの下記のメッセージが、心に残りました。
あなたは権力争いを乗り越え、自分の人間関係を愛と魂の中に移しいれ、お互いに愛情深く関係しあう方法を学ぶことができます。すなわち、喜びと内なる平和をもたらす関係を確立するために、自分の人生でかかわる友達やほかの人々と喜びにあふれる多くのやり方で結びつくことを学ぶのです。この本を読む人は権力からではなく、愛からほかの人々と結ぶ道を歩いています。あなたは自分の学んだことを、人々に伝え、分かち合うことができます。今は、この惑星に新しい考え方と、お互いに関係しあうための新しい方法、すなわち、不調和ではなく平和を生み出す方法をもたらすときです。
「リヴィング・ウイズ・ジョイ 第2章 「オリンの挨拶」より
自分はスピリチュアルなものが好きで、そういう部分に惹かれるものがありつつも、そういうものに完全に同意しているわけではありません。
この「リヴィングウイズジョイ」に書かれている内容も、オリンではなく、サネヤさんの主張であるかもしれないとすら思っています。
でも、この本の訳者である高木悠鼓さんがあとがきにも書かれているように、
霊的成長を説く本や宗教的な本の中には、すばらしい本でありながら、一般的な読者には理解しにくいものも多い中で、本所の一番いいところは、とても実用的で、読んだその日から実生活に応用できる点ではないか、と私は思っています。
「リヴィングウィズジョイ 「訳者あとがき」より
この言葉にあるように、すぐさま実生活に取り入れることができる点が、すごく良いなーと思ってます。
この本を読んで、その内容を実践する方が増えてくれば、少しは平和な世の中に近づくのではないのかなーと。
そんな思いをこめて、これからこの「リヴィングウィズジョイ」という本について、私としても改めて学びなおしつつ、解説をさせていただければなーと思っています。
次回は、本章の開始である第3章「喜びに生きる」の部分の解説を行います。
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