【 怪獣8号44話 】最新話あらすじネタバレ&感想【少年ジャンプ+】<ママの代わりにみんなを助ける>【シナリオ収録】

怪獣8号

 ジャンププラスにて大人気連載中「怪獣8号」ですが、2021年の9月17日0時アップされた最新話( 怪獣8号44話 )のネタバレあらすじですよ~。

 内容に関しては、登場人物のほぼ全セリフ収録の脚本(シナリオ)に近い形式にて採録し、まとめております。ですので、ある程度それ単体にて、読み物としてもお楽しみいただけるかなと思っております!

【シナリオ形式とは?】

  1. 「柱」(〇で始まり、シーンが展開されている場所を示す)
  2. 「ト書き」(人物の動作や状況を示す)
  3. 「セリフ」(登場人物の発した言葉、セリフ、心の声など)

 上記、3つのパートでなる。あくまで、ドラマや映画の設計図と呼ばれるものがシナリオ。あくまで制作サイドにおいて流通するもので、一般の人に広く読まれるものではありませんが、読みなれてくると普通の小説並みに楽しんで読むことができます。

 本記事では、取り上げましたマンガの内容を、上記3つのパートを使ったシナリオに近い形式にて収録しております。

 ・・・カフカへのリベンジのために現れた怪獣9号!しかし、この大事な時に変身不能なカフカ。窮地に陥ったカフカを助けにあらわれたのは・・・キコル!

 このピンチを、二人はどう切り抜けるのか!?

※下記のリンクに「怪獣8号」のこれまでの主なキャラクター、世界観、設定などをまとめています。ご参照ください。

【随時更新】怪獣8号の「主なキャラクター」「設定」「用語」まとめ

目次

前回のあらすじ( 怪獣8号43話 )

 カフカの足下に現れた怪獣9号。カフカ=怪獣8号の気配を察知してそこの現れたのだが、その姿が見当たらないことをいぶかしむも、すぐにカフカが怪獣8号であることに気付き、攻撃を開始する。

 カフカは、引き続き怪獣8号への変身を試みるも、やはり変身できない!

 隊長の鳴海はカフカの救出へ向かおうとするが、その目の前に「怪獣9号」が姿を現す。分裂したのか、それとも採取から2体いたのか。。。

 さらに、倒したはずのアリ怪獣が、怪獣9号による立川基地襲撃の際と同様、強化されて復活⇒防衛隊に襲い掛かる。怪獣9号突然以降、どんどん戦況が悪化していく。

 怪獣9号は、カフカをドンドン追い詰めていく。カフカはかろうじて可能な「部分変身」の力で致命傷は免れるものの、怪獣8号への完全変身は出来ない状態。

 怪獣9号はいよいよ、自身のカラダから生成した弾丸の一斉発射で、カフカのとどめを刺そうとするが、その直前、カラダを縦に中心から真っ二つに切り裂かれた。

 その斬撃の正体は・・・キコルの大斧による一撃!「キミは・・・誰ダっけ?」と問う怪獣9号にキコルはこう答えた。

「覚えてなくて結構よ。どうせ今日、殺すから

【今回のあらすじ( 怪獣8号44話 ネタバレ)シナリオ形式】

〇 討伐地区(西部)<昼>

 巨大アリ型怪獣の頭部に寄生した姿の怪獣9号。キコルの斬撃からすぐに再生して、元に戻ろうとしている。

 その前に立ちふさがるキコル。その後ろに、カフカ。

 防衛隊318仮設拠点(司令部)<昼>

 司令部には四ノ宮長官をはじめ、防衛隊の幹部が、カフカの動きをモニタリングしている。

 モニターに見入っている四ノ宮長官に、副長官が声をかける。

副長官:「動くなよ、功。仮に8号が暴走した場合、自ら出撃するつもりなのだろう。その覚悟は買うが、識別怪獣兵器(ナンバーズ)の使用は寿命を削る。立て続けに使えば、命に係わるぞ

四ノ宮長官:「・・・分かっている。それにこれは、次世代が乗り越えなくてはならない試練だ

〇 討伐地区(西部)<昼>

キコル:「カフカ。変身は?」

カフカ:「ダメだ。何回も試してるが、失敗しちまう」

キコル:「そう。(心の声)まさか、9号が何か…

 怪獣9号は、腕の数を増やしそのそれぞれから生体弾丸を一斉に発射する体制をとった。

キコル:「来る!

 キコルもカフカも、それぞれに9号の攻撃をかわす。

キコル:「日比野カフカ。私が目標を大破して動きを止める。もし9号が変身を妨害してるなら、復元まで一瞬の隙が出来るはず。

 キコルの話に、真剣に耳を傾けるカフカ。

キコル:「悔しいけど、奴を倒すにはアンタの力が要るわ!

カフカ:「了!

キコル:「行くわよ!!

 カフカとキコルは二手に分かれて、それぞれ9号の斜め前方へ走り込んでいく。

怪獣9号:「あ?ズルイ・・・じゃア、こうしよう」

 怪獣9号は頭を二つに分裂させ、それぞれの頭がキコルとカフカを視認し、それぞれに攻撃を行った。なんとか攻撃をかわすキコルとカフカ。

キコル:「(心の声)コイツやっぱり予測がつかない!!」

 その時、キコルの横をビルに張り付いて移動しているクモ型怪獣。その頭から怪獣9号の上半身が姿を現し、キコルに向かって生体弾丸を放った。

 それは、キコルの腹部に命中!

カフカ:「キコル!!

怪獣9号:「まずは一人目

 キコルにトドメの攻撃を放とうとする怪獣9号に、猛スピードで跳躍するキコル!

怪獣9号:「は?

 キコルの決死の斬撃!

キコル:「(心の声)何も出来ないまま、失うのはもうごめんだ・・・今度こそ、私が助ける!

 キコルのたび重なる斬撃!

 防衛隊318仮設拠点(司令部)<昼>

 キコルの反撃をモニタリングしている四ノ宮長官と副長官。

副長官:「ほう!ここまで腕を上げていたとはな。まるで若き日の彼女を見ているようだな、功」

 避難所<回想>

 目をキラキラさせて、テレビニュースを見つめている、幼い日のキコル。

ニュース音声:「四ノ宮ヒカリ第2部隊長、このたびも見事に怪獣を討伐し、市民の声援に笑顔で応えます」

 ニュース映像で流れるのは、倒した怪獣の前に堂々と立っている、腰にマントのようなものの付いたオリジナルな防衛隊戦闘服を付け、武器を携えた「四ノ宮ヒカリ」の姿。

ニュース音声:「防衛隊最強兵器の一つ、ナンバーズ4を身にまとい、戦場をかける姿はまさにワルキューレ! かく言う私、宮尾も彼女のファンの一人です。←宮尾さん聞いてません、との突っ込みが入る」

 このニュース動画を見ているのは、制服を着た児童が多数いる、学校の教室らしき場所。押さないキコルもその場所にいる」

女子児童:「(キコルに)ねぇねぇ。これってキコルちゃんのママだよね!?」

他の児童:「まじ!?すげー!

他の児童:「カッケー!

他の児童:「やべー!お前んちのママ、最強じゃん!

キコル:「うん!私のママ!

 四ノ宮家<夜 回想>

 立派な豪邸。

四ノ宮ヒカリ(キコルの母):「ただいま~。づかれたー」

 ヒカリの顔面に飛び込んで抱きつく、幼いキコル。

キコル:「ママ、おかえりー!!」

四ノ宮功(若き日の四ノ宮長官):「こら、キコル。おかあさんは疲れているんだ」

ヒカリ:「うううぅおおぉおぉ。やったなコラぁぁぁ!

キコルの両足を掴み、振り回すヒカリ。喜んで笑っているキコル。

ヒカリ:「良い子にしてたのか、このー!

 少し呆れている様子の功。

キコル:「今日ね、今日ね、避難所でテレビを見てたの。みんながママの事、カッコイイって言ってた!」

ヒカリ:「みんな、怪我はなかった?」

キコル:「うん!」

ヒカリ:「それはよかった!

 ヒカリの左腕に巻かれた包帯に気付くキコル。

キコル:「怪我したの?」

ヒカリ:「ああ、今日の怪獣、ちょっと強かったからね。でも大丈夫ー、」

キコル:「ママ、私が防衛隊に入って、ママを助けてあげる

  少し驚いた表情で、顔を見合わせる功とヒカリ。そして、笑うヒカリ。

ヒカリ:「(キコルの頭をなでながら)それじゃあキコルがピンチの時は、ママが助けてあげるね!

 葬祭場内(四ノ宮ヒカリの葬儀)<回想>

 四ノ宮ヒカリの遺影。その葬儀は、ニュースとして中継されている。

ニュース報道の音声:「甚大な被害を出すこととなった今回の怪獣6号による群発災害」

 悲しさに泣いている多数の参列者たち。

ニュース報道の音声:「中でも、第2部隊の四ノ宮ヒカリ隊長の犠牲は、人々の胸に多くの影を落としています」

 喪服を着て座っているキコルの虚ろな表情。

ニュース報道の音声:「彼女の命を賭した献身がなければ、被害はさらに大きなものになっていたでしょう」

キコル:「(心の声)ウソつき、、、ウソつき・・・私のウソつき!

 こらえきれず、大粒の涙を流して泣いてしまうキコル。

キコル:「(心の声)助けるって言ったのに、ごめんママ、ごめん

 キコル、「パパ」と、隣に座っている功に呼びかけようとする。

 無表情に、悲しみをこらえている功。

 そんな功を様子を見て、涙を拭き、堪えるキコル。

キコル:「(心の声)ママごめん。ママのことは助けられなかったけど・・・

〇 討伐地区(西部)<現在 昼>

 怪獣9号に斬りかかっているキコル。

キコル:「(心の声)その代わり、私が一番強くなって

 怪獣9号を大斧で刻み続けるキコル。

キコル:「私のいる戦場で、仲間は死なせない!

 キコルの決意に満ちた表情!

キコル:「(心の声)ママの代わりに、みんなを助けるから!

【 怪獣8号44話 の感想】

 今回はキコルの回想を中心に、キコルが、そして父親の四ノ宮長官が怪獣を憎む理由が、はっきりと明らかになりました!

 以前のキコルと四ノ宮長官の会話の中でも、キコルの母は怪獣との闘いにおける犠牲者であることは示されていましたが、防衛隊のエリート隊員で、夫である功と同様に番号が割り振られるような強力な怪獣をベースとした「識別番号兵器(ナンバーズ)」を身にまとっていた、強い隊員であることも分かりました。

 ところで、キコルの母が身に付けていた「ナンバーズ4」の戦闘服、カッコよかったですね。これもおそらく温存されていて、これをキコルが身にまとう展開を期待しております。

 ・・・で、そんな怪獣8号ですが、2020年12/4(金)に「怪獣8号」のコミックス第1巻が発売されております!自分は電子版を購入したのですが、ジャンプ+掲載時のカラーページがそのまま載ってたり、登場人物の補完情報が記されていたりで、かなり楽しめました。おススメです!


そして、2021年3月4日(木)には、第2巻も発売開始!

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 さらに、2021年6月4日からは、第3巻も発売開始となりました!

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・・・そしてさらに、2021年9月4日から、第4巻も発行!

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 この第4巻発売時で、怪獣8号コミックスの発行部数は800万部を突破とのこと。押しも押されぬ、ジャンププラスの看板マンガとなっちゃいましたね。すごい!

 引き続き当ブログ、マンガ専門ブログではありませんが、シナリオ採録という変わった形式ではございますが、怪獣8号の同行を引き続き、追って参ります!

でわでわ!

次回に続く>>

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