ジャンププラスにて大人気連載中「怪獣8号」ですが、2021年の8月6日0時にアップされた最新話( 怪獣8号41話 )のネタバレあらすじですよ~。
内容に関しては、登場人物のほぼ全セリフ収録の脚本(シナリオ)に近い形式にて採録し、まとめております。ですので、ある程度それ単体にて、読み物としてもお楽しみいただけるかなと思っております!
【シナリオ形式とは?】
- 「柱」(〇で始まり、シーンが展開されている場所を示す)
- 「ト書き」(人物の動作や状況を示す)
- 「セリフ」(登場人物の発した言葉、セリフ、心の声など)
上記、3つのパートでなる。あくまで、ドラマや映画の設計図と呼ばれるものがシナリオ。あくまで制作サイドにおいて流通するもので、一般の人に広く読まれるものではありませんが、読みなれてくると普通の小説並みに楽しんで読むことができます。
本記事では、取り上げましたマンガの内容を、上記3つのパートを使ったシナリオに近い形式にて収録しております。
・・・日本が誇る怪獣防衛の最強部隊・第1部隊に配属されることになったカフカとキコル。対怪獣戦においては強大な力を誇るが一癖も二癖もある隊長・鳴海弦を認められる活躍が二人には出来るのか?
※下記のリンクに「怪獣8号」のこれまでの主なキャラクター、世界観、設定などをまとめています。ご参照ください。
【随時更新】怪獣8号の「主なキャラクター」「設定」「用語」まとめ
目次
前回のあらすじ( 怪獣8号40話 )
東京湾に侵入した怪獣を瞬時に撃退した鳴海。SNSの自分の評価を気にし過ぎたり、重要な会議をサボろうとするなど、社会人としての部分はまるでなっていない鳴海だが、その彼が隊長となっている日本怪獣防衛隊の最強部隊・第1部隊に、怪獣8号としての活躍を期待されるカフカと、そしてキコルが配属されることが四ノ宮長官から宣せられた。
だが鳴海は「最強の部隊は、ボクがいれば事足ります」と言ってこれを拒否。
しかし四ノ宮長官の「大災害は、全ては対処可能だと我々が慢心した時、その常識を大きく覆す形で起こる。我々もまた、進化せねばならんのだ」という言葉と、そしてカフカの「俺はまだ死ねません。やり残したことがある。それを果たすまでは」との言葉に、配属をしぶしぶ了承したのだった。
【今回のあらすじ( 怪獣8号41話 ネタバレ)シナリオ形式】
〇 東京都品川・ビル街<昼>
地震が発生。軽い揺れに「あ、また地震」「最近多いよな」「またすぐ収まるっしょ」との声が聞かれる中、軽い揺れは突如として道路や建物を無残に破壊するほどの大きな揺れとなって人々を襲う。
群衆:「ちょ・・え!?」「嘘・・・」「なんだこれ・・・うわああぁぁ!!」「きゃああぁ!!」・・・人々の悲鳴が響き渡る。
品川のビル街の真ん中に突如、恐ろしく巨大で深い穴が開いた!
サラリーマン風の男:「(巨大な穴を覗き込みながら)ど・・・どうなってんだ、これ・・・」
男は、その穴の中で無数の”眼”が光っていることに気付く。
サラリーマン風の男:「(無数の”眼”に気付き)う・・・うわあああああああぁぁぁぁぁ!!」
巨大なアリのような姿の怪獣の群れが、わらわらと穴から地上に這いだしてきた!
〇 防衛隊ありあけ臨海基地・野外訓練スペース<昼>
教官:「これにて午前の訓練を終わる!!」
敬礼するキコルら、訓練に参加した防衛隊員たち。
キコル:「(エネルギーゼリーを取りながら、心の声)時間が惜しい」
〇 防衛隊ありあけ臨海基地・隊長室<昼>
キコルは、隊長室のドアを叩く。
キコル:「鳴海隊長。今日こそ個別訓練つきあってくださ・・・」
キコルの前には、部屋着のままで土下座している鳴海。
キコル:「え・・・!?」
鳴海:「(顔を上げながら)四ノ宮。金を貸してくれ」
キコル:「(呆れ顔で)は?」
鳴海:「なぜかわからん。先週入ったはずの給料がなぜかもう口座にないのだ。」
そういう鳴海の背後にはネット通販会社「YAMAZON」の箱が山積みになっている。
キコル:「後ろにYAMAZONの箱めっちゃ見えてるけど!?ってか、部下にそんな事頼むって頭おかしいんじゃないですか」
鳴海:「おれは財力(じつりょく)しか問わない。だから頼む!」
キコル:「うるさい!いいから訓練付き合ってくだ・・・」
言いかけたその刹那、緊急連絡のベルが鳴る。そこに姿を現す、第1部隊・副隊長の長谷川。
長谷川:「出撃だ」
〇 防衛隊ありあけ臨海基地・基地内<昼>
戦闘服への着替え行っている、第1部隊の隊員たち。そこに姿を現す、戦闘服の上にコートを身に纏った鳴海。
鳴海:「やれやれ。大事な交渉の途中だってのに・・・第1部隊出動だ。蹴散らすぞ!」
〇 東京都品川・ビル街<昼>
巨大アリ型の怪獣が、人々を襲い始めていた。上空を、防衛隊所属と思われるヘリが飛んでいる。
防衛隊ヘリのアナウンス:「品川区に怪獣が発生しています。住民の皆様は直ちに命を守る行動をとり、指定のシェルターに避難してください」
スマホの地図アプリを見ている避難中の男。そのアプリには「R56シェルター」との名称と位置が記されている。
避難中の男:「R56・・・R56シェルター!そっちのルートは混んでる。こっちから行くぞ!!」
その中で、逃げ遅れたらしき少年と少女。少女は足に怪我をしている。
少女:「うう・・・お兄ちゃん、怖いよ・・・」
少年:「大丈夫だ!きっと第1部隊が来てくれる。鳴海なら、あんな怪獣1発だ!だから大丈・・・」
少年が大丈夫と言いかけたその刹那、その少年少女のもとにアリ型の怪獣が迫っていた!
アリ型の怪獣が少女を守るように壁となる。
少年:「(心の声)鳴海が来てくれる。鳴海が来てくれる。鳴海が来てくれ・・・」
アリ型の怪獣が少年をその歯牙にかけようとしたまさにその時、上空から急降下してきた鳴海が怪獣の背中に銃剣型の巨大武器を突き立てた!
少年:「鳴海!!」
鳴海:「こらガキ。隊長様を呼び捨てにした罰だ。生きて帰って、お母さんのスマホで鳴海隊長かっこいいって10回つぶやけ」
少年:「うん!!」
鳴海:「行け・・・(無線に)木梨小隊、三宅小隊、状況は?」
無線の声・1:「こちら木梨。エリア内、4体の怪獣確認。まもなく制圧の見込み」
無線の声・2:「こちら三宅。こちらはすでに制圧完了しました」
鳴海:「よし。まずは全体の状況を把握。市民の安全確保が最優先だ。標的は状況に応じて始末するか、討伐区域に誘い込め」
鳴海の無線を聞いた隊員たち:「了!」
鳴海:「四ノ宮キコル。それから怪獣8号。討伐区域に這った怪獣を根こそぎ始末だ。区域内の住民退避は済んでるから遠慮なく・・・結果を出せ」
鳴海の声に、表情が引き締まるカフカとキコル!
【 怪獣8号41話 の感想】
カフカ(怪獣8号)と防衛隊との共闘作戦、いよいよ始まりました!
防衛隊とカフカとの共闘という点は、このレビュー記事を始める前にアップした怪獣8号がアニメ好きのアラフィフおっさんにブッ刺さった”8つの理由”という記事にも記したとおり、仮面ライダークウガにおけるクウガと警察との共闘との予想が当たっていたことになりますね♪
さらにもう一つ。怪獣に対して兵士が重火器で闘うという構図が、人気名作ゲーム「THE 地球防衛軍」シリーズをほうふつとさせるとの指摘を同記事にて行っていましたが、図らずも今回日本を襲っている怪獣は”巨大アリ”! 地球防衛軍の敵の中で最も象徴的な巨大アリ型怪獣が登場してしまいました。怪獣8号に関して、そのコンセプトメーキングにおいて「THE 地球防衛軍」の影響を受けていることは、まあ間違いないかなーと思いました!
怪獣8号、この人気を勢いなら遠からずアニメの話が出ると思っているのですが、そこからさらにまたブレークした際にはぜひ、「THE 地球防衛軍」を制作したサンドロットによるゲーム化を強く希望します!!
そんなこんなで、次回はカフカ(怪獣8号)とキコルの共闘が見れそう。これは神回間違いなしか!?
・・・で、そんな怪獣8号ですが、2020年12/4(金)に「怪獣8号」のコミックス第1巻が発売されております!自分は電子版を購入したのですが、ジャンプ+掲載時のカラーページがそのまま載ってたり、登場人物の補完情報が記されていたりで、かなり楽しめました。おススメです!
そして、2021年3月4日(木)には、第2巻も発売開始!
さらに、2021年6月4日からは、第3巻も発売開始となりました!
でわでわ!
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