怪獣8号【第22話】最新話あらすじネタバレ&感想【少年ジャンプ+に連載中】<カフカ、正隊員に昇格!>

怪獣8号

 ジャンププラスにて大人気連載中「怪獣8号」ですが、2021年の1月8日0時にアップされた最新話のあらすじですよ~。

 人の姿に擬態をしていた”怪獣9号”は、モンスタースイーパー社に勤めていた際の外見を捨てて別の人間に成りすまし、再度社会に溶け込みました。その正体を負っていた防衛隊(保科副隊長)も、その真相にたどり着くには時間がかかりそう。。。

 新年1発目の掲載とあって、新章の開幕ですね。重傷を負ったレノと伊春の容態も気になりますね。いったいどうなったのでしょうか?

※下記のリンクに「怪獣8号」のこれまでの主なキャラクター、世界観、設定などをまとめています。ご参照ください。

【随時更新】怪獣8号の「主なキャラクター」「設定」「用語」まとめ

目次

【前回までのあらすじ(怪獣8号・第21話)】

 ※詳しいあらすじはコチラ

 怪獣9号との対決、直後の保科副隊長との対決をそれぞれ切り抜けたカフカ。本隊の駐留地のキコルの元へ戻る。キコルの怪我の仇を獲れなかったことを詫び、手傷を負ったレノと伊春の元に赴こうとするもダメージは隠せず、キコルに制止されてしまう。

 一方、”怪獣8号”を仕留めきれなかった保科副隊長も本隊駐留地まで戻るが、その落ち込みは隠せないことを亜白ミナに指摘される。そして、遭遇した怪獣8号は”大怪獣”に相当する強さを有していることをミナに告げるが、その対決の際に感じた”違和感”はまとわりついたままだ。

 そこへ、「もう一方の人型(=怪獣9号)は、人型に化けていた」との斑鳩小隊長の報告が入る。保科も皆も驚きを隠せない。

 場面が変わって、保科と女性隊員の小此木は怪獣9号がひとに化けて働いていたモンスタースイーパー者を訪れ、怪獣9号が化けていた人間の写真を入手した。

 さらに場面が変わって、怪獣8号=カフカと対決後、人に擬態した状態で逃走を続けている怪獣9号は、その通りすがりに言いがかりをつけてきた男を捕食し、その男に擬態を変化させた。

 新たに人として別の姿に擬態した怪獣9号は、「怪獣8号をどのように倒すか?」その点に思案を巡らせながら、再び人の中に潜んでいくのだった。

【今回のあらすじ(怪獣8号・第22話ネタバレ)】

 テレビで流れているニュース。アナウンサーが言う。

「怪獣9号。8号に続いてコードネームを与えられたこの怪獣は、現在を行方をくらませております。8号との関連も含めて、防衛隊が捜査を続けています・・・」

 その音声で、目を覚ます市川レノ。ここはレノが入院している病室だった。

キコル:「あ、目醒ましたわよ」

 レノの視界に入ったのは、カフカとキコル。怪獣8号その人であるカフカと、レノの他にもう一人、カフカが怪獣8号であることを知るキコルだ。

カフカ:「よっ。目覚めたか、相棒」

レノ:「先輩…無事でよかった」

カフカ:「(レノに手刀で突っ込みながら)そりゃ、こっちのセリフだろ、バカ」

レノ:「それから…ありがとうございました。俺と――…伊春くんを助けてくれて」

カフカとキコル「(びっくりして)あ・・・」

伊春:「(レノに)なんでオッサンに礼言うんだ?」

レノ:「うわあああああ!!伊春くんもいたの!?」

伊春:「助けてくれたのは怪獣8号だろ?」

キコル:「いや、ほら余獣の増殖器官に気づいてくれたじゃない。アレは大きかったわよ!!」

伊春:「ふーん。確かにそっか。ありがとな、オッサン」

カフカ:「お、おおよ!」

伊春:「けど、なんで助けてくれたんだろな。あの怪獣」

 伊春の一言一言にビクつくカフカとキコル。

伊春:「ムッチャクチャ強くてよ!9号の頭、ぱかーん飛ばしちまって。怪獣なのに、めっちゃカッコよかったんだぜ。お前らにも見せてやりたかった――…」

 カフカ、頭を掻いて照れた様子。

伊春:「なんでオッサンが照れてんだよ」

キコル:「(カフカに突っ込みながら)照れてる?こいつは元々こんなバカ面してるわよ!!」

伊春:「確かにそっか」

レノ:「(心の声)相手が伊春くんでよかった・・・」

 思わず安堵するレノであった。

 断章を続けている様子のカフカたちを尻目に、病室を出て電話を掛けているキコル。

キコル:「もしもし。レノも目を覚ましたわよ。隊員は2週間後。」

 キコルが電話を掛けた先は、出雲ハルイチ。トレーニングジムで、葵と筋トレに励んでいた模様。

ハルイチ:「了解。じゃあ進めとくよ」

 場面が変わって・・・レノと伊春の人形、そして「古橋、市川退院祝い」と書かれたプレートが乗ったケーキ。お祝いのクラッカーが鳴る。

カフカをはじめとした防衛隊隊員一同:「隊員、おめでとうーーー!!」

焼肉屋さんのお座敷らしき会場。カフカ、キコル、ハルイチ、葵ら、新入隊員のメンツが揃っている。

レノ:「こ、これは」

ハルイチ:「初任務の慰労会。お前らが退院すんのを待ってたんだよ」

カフカ:「(店員に)それじゃ、初めて下さ――…」

 座敷の障子戸が開くと、中央にいる店の主人らしき人物を始め、お店のスタッフが何やら気合の入った様子で並んでいる。

カフカ:「えっ?」

 そのあまりの様子に驚くカフカ。

店の主人:「A6ランク黒毛和牛、霜降りコースお待ち!!」

 高そうなお肉が山盛りで並ぶ! 驚く一同!

カフカ:「え、ちょ、ハルイチ、何これ」

ハルイチ:「いやー、一番リーズナブルなコースでって頼んだんだけど・・・」

店の主人:「何をおっしゃいますか。出雲さまが幹事をされてる会で、恥ずかしいものはお出しできません!! お題は通常でいいので」

ハルイチ:「そ、そういうわけには」

保科:「ほんまにラッキー」(保科もいたw)

カフカ:「(キコルに)ハ、ハルイチって何者??」

キコル:「何。あんた知らないで幹事頼んでたの?・・・対怪獣兵器の国内最大手、出雲テックスの御曹司よ」

カフカ:「防衛隊のスーツ作ってる会社!?」

キコル:「そ。ウチなんか比較になんない財力よ」

 乾杯のあいさつをする保科。

保科:「というわけで、初任務ご苦労やった。同期まとまっての非番なんてそうそうない機会や。大いに楽しんでくれ。乾杯!

 祝宴を楽しむ防衛隊一同。楽しげに飲み食いしている。中ノ島小隊長やキコルなど、女性隊員もいる。

レノ:「(隣に座っている保科に)こんな楽しそうなみんな、初めて見ました。こんな場を設けてくれてありがとうございまーー・・・」

保科:「甘いなレノ・・・こっからが本番や

 なぜか不敵な笑みを浮かべる保科。

レノ:「え。それってーー・・・」

キコル:「はあぁ!?

 キコルの大きな声が響く。

キコル:「あんたは訓練の時からスタンドプレーが多すぎるのよ!個人的な感情、前に出しすぎ!

 その意見は、伊春へのものだった。

 伊春:「あぁ!?そりゃお前だけにゃ言われたくねーな!!

レノ:「ちょ、喧嘩は・・・」

 その横では、葵とハルイチが言い合いをしている。

葵:「お前は我流が過ぎるんだ。基本をおろそかにする傾向がある」

ハルイチ:「お前こそ基本に忠実すぎて、連携時に一呼吸遅い。俺が合わせているんだぞ?」

レノ:「こっちも!?」

 そのハルイチに、すっかり酔っ払った様子のカフカが絡む。

カフカ:「んなことより、出雲さんヨォォォ。おたくのスーツ、弱すぎるんちゃうか!? 俺、一匹も怪獣倒せなかったんですけど!?」

葵:「もっと力引き出してから言え」

レノ:「ああっ、先輩まで!!」 

 ニタニタと笑っている保科。

中ノ島:「そういや通信班!作戦中盤、通信が途切れがちだったんだけど!?」

通信担当:「そっちが断りなく障害物の中に入ったんでしょ!?そーいう時は伝えてくれたら、、こっちからサポートするって、演習で言ったっしょ!!」

レノ:「・・・やばい。いたるところで・・・ん?けどこれって・・・」

保科:「気付いたか!」

レノ:「(心の声)いつの間にか、みんな任務の話をしてる・・・! 初任務を経て、足りないものが見えてきたんだ。そうだよな。俺だけじゃない・・・みんな、強くなりたいんだ!

カフカ:「(葵に)なんだと、コラァ葵!!ちったぁ年上を敬わんかい!」

葵:「俺は、俺より強いものしか敬わん」

カフカ:「上等じゃ、勝負せいや。ギャフン言わしたら!!」

 いつの間にか、慰労会のあちこちで言い合いや取っ組み合いのけんかまで起こっているw

レノ:「みんな、熱くなりすぎ!!ストップ、ストップー!!

 わははと笑っている保科。絶句しているレノ。

小此木隊員:「毎年の風物詩ですね」

保科:「(立ち上がりながら)さてと・・・はい、静まれ~」

 パンパンと手をたたいて、場の騒ぎを制止する保科。

保科:「ほな、そろそろ、アレ、発表しよかな」

カフカ:「ん?アレ?」

保科:「カフカ!作戦中のお前の発見で、被害が大幅に抑えられたことが評価された・・・正隊員昇格や。今日、内定が出た。正式なお達しは後日やが。改めて、防衛隊・第3部隊へようこそ」 

 驚き、目を見張るカフカ。レノと視線が合う。

カフカ:「よっしゃーーー!!

 思わずレノと肩を組むカフカ!他の退院も祝福している!

 日比野カフカ、正隊員昇格!

【怪獣8号・第22話の感想】

 「夜明けの相模原討伐戦」のエピローグ的な内容でしたねー。レノも、伊春も、カフカも無事で、他交換がハンパない! 前回が不穏な内容で終わってしまったので、特に明るさ、開放感を感じる回でした♪

 カフカの正隊員昇格が、怪獣8号としての力ではなく、あくまでカフカ自身の知識と経験から得たものである点も良かったですね。

 そして、いつの間にかみんな仕事の話ばかりになってる慰労会。これって、しっかり仕事をしている会社の飲み会って、実際こんな感じなんだよな――。みんな、高い使命感を持って仕事していることがにじみ出てくる、良い描写でした。作者の方、それなりに社会人経験がありそうだな、なんて思いをはせてしまいました。

 ・・・で、そんな怪獣8号ですが、2020年12/4(金)に「怪獣8号」のコミックス第1巻が発売されております!自分は電子版を購入したのですが、ジャンプ+掲載時のカラーページがそのまま載ってたり、登場人物の補完情報が記されていたりで、かなり楽しめました。おススメです!


そして、2021年3月4日(木)には、第2巻も発売開始!

でわでわ♪

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