ジャンププラスにて大人気連載中「怪獣8号」ですが、2021年の6月25日0時にアップされた最新話のあらすじですよ~。
カフカは?
※下記のリンクに「怪獣8号」のこれまでの主なキャラクター、世界観、設定などをまとめています。ご参照ください。
【随時更新】怪獣8号の「主なキャラクター」「設定」「用語」まとめ
目次
前回のあらすじ(怪獣8号・第38話)
自身の暴走をなんとか自身の意思で止めたカフカ。四ノ宮は追い込まれているように見えていたが、保険として隊長の鳴海弦をはじめとした第1部隊を配置して備えていた。
その後、行われた幹部会議では、他幹部からは全員反対の声が出る中、長官の四ノ宮は「8号は、目下、兵器化せずに戦力とする」との言葉が出る。
そして、自身の暴走を止めたカフカは、幼少時に怪獣の被害で飼い猫が死んでしまったミナの様子をの夢を見ていた。そのとき、「自身の心まで怪獣になってしまうんなら、人間として死のうと思った」との決意があり、それがあったからこそ暴走を止められたと考えられた。
その夢から目覚めると、四ノ宮長官が立っていた。四ノ宮長官は、「現状お前を生かすことに反対するものがほとんどだ。生き残るために、お前の有用性を示せ」と語った。
その言葉に対しカフカは、「俺は、今でも自分を防衛隊員だと思ってます。絶対に、防衛隊員としても認めさせます」と、強い眼差しで答えたのだった。
【今回のあらすじ(怪獣8号・第39話ネタバレ)】
スマートフォンの画面に「日比野カフカ、処分保留」と書かれたメールが映し出されている。差出人は、亜白ミナ。そのスマホの主は、現在は防衛隊ありあけ臨海基地に居る、キコルだった。喜びに、思わず笑みがこぼれるキコル。
キコル:「(心の声)・・・けど、喜んでもいられない。わたしももっと強くならなきゃ。イザって時、アイツを止めてあげられない」
???:「待たせたな、四ノ宮隊員」
入室してきた男は、第1部隊の副隊長・長谷川エイジ。禿頭で、顔に多くの傷を持つ偉丈夫だ。
長谷川:「隊長室に案内しよう」
通路を歩きながら会話している二人。
長谷川:「亜白第3部隊隊長から達しがあったと思うが、立川基地復興までの間、お前は第1部隊で預かることになった」
キコル:「はい!(心の声)第1部隊・・・怪獣大国日本の最強の基幹部隊。私のいたアメリカにも、その名は轟いていた。腕を磨くにはうってつけの場所だわ」
隊長室の前に着いた二人。長谷川がドアをノックする。
長谷川:「入ります」
キコル:「(心の声)日本最強部隊の隊長、学び獲れるものは、全て学び取らせてもらうわよ!」長谷川:「紹介しよう。日本防衛隊・第1部隊隊長・・・鳴海げ・・・」
片付けられていない、まるでゴミ屋敷の様相を呈している部屋。布団にこもり、寝間着姿で目を充血させながらゲームに没頭している鳴海。その様は、まるでニートのようだ。
鳴海:「あと少しプラチナランク・・・あと少しでプラチナランク・・・」
無言で固まっているキコルと長谷川。長谷川がドアを閉める。
長谷川:「ちょっとここで待ってろ」
長谷川はドアを開け、一人で隊長室に入室する。
鳴海:「よおおし!!5キル4アシスト!文句なしのプラチナラァァァンク!!」
そんな鳴海を後ろから蹴り飛ばす長谷川。鳴海はゲームやモニターに激突する。
鳴海:「あああっ僕のBS-5ッ!!鬼か、長谷川ァァ!!」
長谷川:「14時に来るから部屋を片付けておけと言っておいたよな?」
鳴海:「(したり顔で)ああ、聞いてるよ。だがそれを受けて、実行するかは僕の自由だ。違うかね?」
長谷川は再度、鳴海を蹴飛ばす。
長谷川:「もっともらしく言うな。めんどくさかっただけだろ」
鳴海:「(蹴飛ばされた拍子で壊れたプラモデルを手にしながら)ああっ、僕の100分の1ガンドム!!」
キレて長谷川に食ってかかる鳴海。
鳴海:「だいたい、ボクの部屋をどう使おうと僕の勝手では!?」
長谷川:「お前のものではない。防衛隊の所有物だ」
キコル:「・・・(呆れている様子)」
鳴海:「そもそも、この部屋が散らかってて困るのは君なんだから、君が片付けるべきなんじゃないか?!僕に押し付けるんじゃ・・・」
長谷川、鳴海を片手でひょいと持ち上げながら、
長谷川:「なら、お言葉に甘えて・・・やれ!」
その一言を合図に、いつの間にか部屋にいた第1部隊の隊員が、散らかったものを分別すらせずに容赦なくゴミ袋の中へ放り込んでいく。
鳴海:「ああああ!!勝手に触るな、自分でやるから!自分でやるから!!」
長谷川は片手で持ちあげた鳴海を、キコルの目の前に突き出す。
長谷川:「隊長の鳴海だ。よろしく頼む」
キコル:「(心の声)どうしよう・・・尊敬の念が全く湧いてこない」
鳴海:「ほーう。君が噂の功さんの娘か」
キコル:「(心の声)ダメダメ!それでもコイツ・・・この人は上司なんだから」
鳴海に敬礼をするキコル。キコル:「第3部隊所属、四ノ宮キコルであります。第1部隊にお世話になります。何なりと御命令ください!!」
鳴海:「まぁ、そうかしこまるな。堅苦しい挨拶はいらん」
先ほどまでと打って変わって、シリアスな表情を見せる鳴海。
鳴海:「第1部隊の隊長としてボクから君に望むのはただ一つだけだ」
キコル:「・・・ひとつとは?」
二人の会話に割って入るように、大音量のベルが鳴り始める。
鳴海:「お、出撃だ。ちょうどいい。僕らの闘いから、それが何かを学ぶといい・・・特等席での、見学を許可しよう」
・・・場所が変わって、川崎区・新台場。
洋上からまさに海沿いの防波堤を超え、上陸を試みている怪獣の姿。
防衛隊のアナウンス:「東京湾に進行中の怪獣は現在、第1防波堤を超え北に進路を取っており、第1部隊が討伐に向かっています。現在避難指示が出ているのは、川崎区、鶴見区、神奈川区、西区・・・」
咆哮する怪獣に向かって、砲台からの攻撃が斉射される。
防衛隊のアナウンス:「第1台場、怪獣左辺、弾幕発射!」
さらに砲台からの斉射。
防衛隊のアナウンス:「続いて第6台場発射!」
さらに斉射!
その様子を、上空からヘリに乗ってみているキコル。
キコル:「凄い・・・!!完全に怪獣の進路を支配してる(心の声)それを可能にしているのは、隊員一人一人のスペックの高さ。おそらく隊員全員が・・・解放戦力40%以上・・・小隊長クラスの実力者!」
防衛隊のアナウンス:「予定討伐ポイントに誘導完了」
鳴海:「それじゃいきますか」
ヘリに同乗していた鳴海。
鳴海:「四ノ宮キコル。礼儀も、身なりも、勤勉さも、品位も、ボクはキミに求めない。要求は一つだ」
頭部のヘルメットを付けず、右肩に金属製のキャリーだけを背負い、ヘリから飛び降り降下する鳴海。
降下途中でキャリーを解放すると、カフカにも突き付けていた銃剣状の巨大武器を組み上げ、進行中の怪獣へ向けて降下を続け、その武器を怪獣の背中に突き立てた!
深く刺さったその武器の引き金を引くと、怪獣の内部に衝撃が走り、怪獣は爆ぜるように四散した!
飛び散った怪獣の肉片が、バラバラと会場に落下する。
鳴海:「圧倒的な実力を示せ!・・・行儀のいい無能ならいらん」
キコル:「面白いじゃない」
【怪獣8号・第39話の感想】
鳴海弦・・・またまたインパクトのあるキャラクターが登場してきましたね!ゲーム廃人で人としてなっていない感じ。そして、シリアスモードの時の強キャラ感は、なんとなく鬼滅の刃の「我妻善逸」を連想しました。
そして、キコルにとって初対面の印象は最悪な感じでしたが、えてしてこういうキャラ同士がカップル化するんですよねー。。。カフカにはミナがいるしね♪
さて、ここまでの物語は、カフカをはじめレノ、ミナ、キコル、保科らが所属する第3部隊が中心に描かれてきましたし、防衛隊全体のエースとして扱われているミナがいるので、第3部隊が最強部隊かと思ってました。
でも実際の最強部隊は、鳴海が指揮をとる第1部隊。第3部隊がいったん解散し、第3部隊の主要キャラはいろんな舞台に転属されるとの流れなので、その中で他部隊の様子などもいろいろ描かれそうですね!
そして、今回最も目を引いたのは、鳴海の持つ「銃剣状」の専用武器。カッコよかったですよねー。四ノ宮長官の怪獣2号をベースとした強化装甲など、防衛隊の武器設定はこれからどんどん充実してきそうなので、そのうち設定資料集が出るとうれしいなー、なんて考えています!
・・・で、そんな怪獣8号ですが、2020年12/4(金)に「怪獣8号」のコミックス第1巻が発売されております!自分は電子版を購入したのですが、ジャンプ+掲載時のカラーページがそのまま載ってたり、登場人物の補完情報が記されていたりで、かなり楽しめました。おススメです!
そして、2021年3月4日(木)には、第2巻も発売開始!
さらに、2021年6月4日からは、第3巻も発売開始となりました!
でわでわ!
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