ここ数年で「スピリチュアル」「マインドフルネス」「アセンション」等の言葉が急速に浸透し、新時代の到来の幕開けを感じます。
一方、コロナの影響などをはじめ世界中で、不安、怒り、憎しみの連鎖がとどまる気配も見えません。
こんな時代に節目に「心穏やかに、楽しく人生を送る」その指針となり得る一冊があります。
それが、このたび紹介する『リヴィング・ウィズ・ジョイ』です。
その書いてある内容は、スピリチュアルに興味がある方も、そうでない方においても、その双方にとって役に立つ、実用的な「心のガイドブック」。
この本の伝えるメッセージを取り入れる人が増えていけば、多くの人が心穏やかに楽しく生きられる「明るい新時代」がやってくる!そのように感じています。
今回は4章「否定的なものを肯定的に変える」の項に触れていきます。
目次
『リヴィング・ウィズ・ジョイ』4章「否定的なものを肯定的に変える」
世の中のあらゆる状況、人々、出来事について肯定的な観点で見れると、”喜びの道”を歩くことができる。
世の人々は「何が悪くて、ひどいことなのか」というような、善悪とか上か下かとか肯定的か否定的かという両極的な価値観で話しています。
この”両極的な価値観”を抜け出し、「否定的なものを肯定的に変える」ことは、より高い善に対する信念を広げるための第一歩。そのために、
限られたものの見方をやめ、自分の人生の視野を拡大してください。
起こることはすべて、あなたをハイアーセルフの中に移しいれることを助けるためのものです。
そんな見方が出来るよう、オリンは語っています。
多くの人々がの自分について否定的なイメージを持っています。しかしこれから学ぶ中で、もし過去の出来事がなかったら、現在の自分も存在しないのです。自身の全人生をより大きな視野から、肯定的な枠組みで見るようにしましょう。
今の世の中。恐怖と悲観主義の信念体系により、その進化が妨げられています。今のところ、恐怖のほうが希望より人々を帰ることに効果的である、と人類は決めてきたのですが、いったんこの傾向がひっくり返れば、希望と楽観主義の新しいコミュニケーションの時代がやってきます。
そんな過渡期にある今。現在変化を経験しつつある信念体系があります。
ひとつは、成長は苦痛と努力を通じてやってくるという信念。これは今、大衆レベルで、人間が手放す用意をしつつある信念体系です。
これらは、競争と闘争の原因となっていて、人生を困難にするやり方で学ぶ人たちもいます。
そんな中で、
豊かさ、内的世界の認識という考え、喜びを通じて成長を学ぶという考えを、あなたは進んで信じますか?
”喜びの道を往く”という価値観が芽生え始めています。
何かを憎めば憎むほど、ますますそれに縛り付けられてしまい、愛すれば愛するほど、それからより自由になります。だから、自分の過去を愛すれば愛するほど、そこから自由になれるのです。
過去を愛することによって、それを手放すことができます。
過去のひどい出来事のせいで、自分に否定的なイメージを持つこと、これを今すぐにやめることです。それより、自分がその経験からどんなすばらしいことを生み出したのかを見ていきましょう。
過去のあらゆることが、あなたの役に立つために起こったのです。宇宙は友達で、常にあなたが自分の最高の全を生み出すのを助けているのだ、と信じられるならば、もっと平和に安定がある生活を送ることができるようになります。その上で、
自分の未来を想像するとき、自分が今の自分と同じになると考えてはいけません。
未来の自分を想像することで、危機感を生み出さずに、問題を解決することができます。さらに自分がなりたいものの新しいイメージを引き寄せることができ、逆にそういう新しいイメージに合わない自分の人生の状況や物事を、進んで手放すことも大切です。
あらゆることを肯定的な枠組みに移し変えるとき、人間関係においては、他人の悪いところに焦点が当たると、さらにそれを大きくしてしまうことがあり、関係が下り坂になります。
しかし、彼らのどういうところを、自分が愛しているのかを話してあげれば、自然と解決し始めます。人々が最初一緒にいるときは、お互いの良いところに注目すれば、お互いがそれを生み出すのを助けます。
あなたのハイアーセルフは、あなたが求めている変化を引き起こしたり、望んでいるものを手に入れるために、正しい方向へあなたを導いています。
ハイアーセルフは、今のあなたの態度や、人格、感情、肉体が、自分のほしいものを得るほどに成長したかどうかを、あなたに見る様に指示しています。まだできていないのなら、横道に連れて行き、その間に成長が必要な部分を進化させます。
より大きな視点で見ると、今起こっていることは、より多くのもののための準備であることがわかります。
そのためにも、人々の不平や否定性に耳を傾けることをやめ、肯定的でないものは閉め出してください。
そして自身の自由と自由意志を使って、生み出せる限り、最も高く、協力的な環境に身をおくようにしましょう。
4章「否定的なものを肯定的に変える」の考察および感想
生きていると、いろいろ嫌なことがありますけど、長い目で見ると、それが実は自分の考え方の良い方への変化に繋がっている。そういうことって往々にしてありますよね?
この章では、まさにその事を言っているんですが、逆に「嫌なことが連鎖してドンドン悪い方に繋がっていく」という方もいると思います。
そんな「ネガティブな連鎖」を作らないための方法論について、オリンはこの項を使って触れています。
物事は、そのとらえ方次第でその意味合いがいくらでも変わります。
それならば、最終的に、良い方向に物事が流れるように、進めていきたいですね。
誰の言葉かは忘れてしまいましたが、
「困ったことが起こったら、それを“どうやったら得になるようにできるか”を考える」
そんな言葉が心に残っていましたが、まさにその通りだと感じています。
・・・それでは、次章以降もしっかり解説をおこなってまいりたいと思います。
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