『リヴィング・ウィズ・ジョイ』(サネヤロウマン)5章「自分を愛する」<今のありのまま自分を受け入れる>

リヴィング・ウィズ・ジョイ

 ここ数年で「スピリチュアル」「マインドフルネス」「アセンション」等の言葉が急速に浸透し、新時代の到来の幕開けを感じます。

 一方、コロナの影響などをはじめ世界中で、不安、怒り、憎しみの連鎖がとどまる気配も見えません。

 こんな時代に節目に「心穏やかに、楽しく人生を送る」その指針となり得る一冊があります。

 それが、このたび紹介する『リヴィング・ウィズ・ジョイ』です。

 その書いてある内容は、スピリチュアルに興味がある方も、そうでない方においても、その双方にとって役に立つ、実用的な「心のガイドブック」

 この本の伝えるメッセージを取り入れる人が増えていけば、多くの人が心穏やかに楽しく生きられる「明るい新時代」がやってくる!そのように感じています。

 今回は5章「自分を愛する」の項に触れていきます。

目次

『リヴィング・ウィズ・ジョイ』5章「自分を愛する」

 あなたに起こるすべてのことは、もっと愛を経験するための機会であり、物事が自分に逆らって進んで見えるようなときでさえ、それらはあなたを試すために起こっているだけの事。その中で自分自身を非難することは、正しいエネルギーの使い方ではありません。

自分を愛することは、今のありのまま自分を受け入れること。

 「自分を愛すること」・・・この誓約には例外がありません。この瞬間の自分自身に感謝し、それを評価し、受け入れ、援助することに自身で賛成すること。それは現在を生きることです。

 これまでに経験してきたことは、自身で学ぶと決めてきたこと。

 自分のユニークさに感謝し、自分の選んだ道はほかの誰のものでもないことを理解する。そうすれば他人の見方から離れ、自分自身の導きに従うことがより簡単になるはず。

 自分をもっと愛する方法のひとつは、自分と他人を比べるのをやめること。今やっていることに対して、「このことは私に合うことだろうか。これは私に喜びをもたらすことだろうか。私がそれをやると、気持ちよく感じるだろうか」と自分に問いかけましょう。

トット
トット

この点は、最近指示されているスピリチュアルカウンセラー・並木良和さんの「恋い慕うわよ(こ・ひ・し・た・う・わ・よ)」に通じた部分を感じます。

こ:心地よい

ひ:惹かれる

し:しっくりくる

た:楽しい

う:うきうきする

わ:わくわくする

よ:喜び

これらの感情を基準にするのが、良いと思います。

自分を愛することは、罪悪感を捨てること

 周りの人々と同じように振舞わないといけないように感じて、そのように振舞ってしまったとき(同調圧力)、それは自分を愛していないとき。つまり、ありのままの自分は他人にとって十分でなく、受け入れられないということを、自分の潜在意識に言っているのです。

 自分を愛するとは、思いやりを持って自分を主張することです。

 また、相手を裁くことは、自分もある条件の元でだけ自身を受け入れる、というメッセージを潜在意識の中で作り出していて、それはまた外部の世界から多くの否定的メッセージをあなたにもたらすのです。

 自分が他人に送り出しているメッセージを見てみましょう。あなたは彼らを批判したり、馬鹿にしたりしないで、愛を持って受け入れていますか。また、彼らに微笑みかけ、彼らに親切にし、彼らが自分自身を素直に受け入れられるようにしてあげていますか。

人を裁くと、その裁きが自分にも返ってくる。これって、人を裁くというその基準は自分にも例外なく当てはまり、同様の内容の自己批判につながる⇒結局自分にもブーメランのように返ってくる、ということなんだなー。。。

逆に、相手を許すと自分も許され、受け入れられるということなんですね。

自分も結構、心の中で相手を裁いてしまうことがあるので、気をつけねば。。。

あなたの現実についての信念が、自分の経験を生み出します

 自分がかかわっている友達や人々について、自分が真実だと思うことは何でも経験します。

 人々がありのままの自分を受け入れないので、他人を喜ばせるために一生懸命努力しなければいけないと考える→そういう人を引き寄せることになります。

 もし、「この人は私に温かく、愛情がある」というと、それを人間関係の中で経験することになるのです。

 もし、世の中が冷たく、自分のことをかまってくれない、あるいは、自分が達成することのために、一生懸命努力しなければならないと考えるのなら、その信念が”自分を愛すること”の邪魔をします。

 「私が人々に微笑みかけると、彼らも微笑み返します」とあなたは言うかもしれません。しかし、このことは他人にとってではなく、あなたにとって現実となりえるのです。

 信念とは、あなた現実について真実だと思うこと。自分が世界について期待することを変えることによって、人々と世界との出会いを変えることができます。

「世界は公平ではないかもしれないが、正確ではある」とよく言われてきましたが、このことはあなたが得るものは、まさにあなたが期待し、得ると信じたものなのです。

 あなたに必要なことは、起こると期待していることを、ただ変えるだけのことです。

 自分を愛することのもうひとつの特質は許すということです。

 もし他人に対する怒り、傷、否定的な感情にしがみついているならば、それを自分の中に持ち込んでいます。自分の中に持ち込んでいるものは何でも、同じものをもっと自分にひきつける役目を果たします。

 許すことは自己を浄化し、癒します。だから、許すことはとても大切なのです。

 また、自分を愛するには謙遜が必要です。「私はハートを開いています。私は喜んで聴きます。私はすべての答えを知らないかもしれません」をハートを開くことは、自尊心の欠如ではなく、自分自身に対するとても大きな信頼と信念を意味しています。

自分自身をありのままに受け入れられる人だけが、謙遜を表現することができます。

 傲慢で自信過剰に振舞う人々は、自分がそう見せようとしているまさにその性格に欠けています。

 自分自身を愛している人々は、とても愛情深く、寛大で、親切だという印象を与えます。彼らは謙遜、許し、一体性を通じて、自分への自信を表します。

 とても賢そうに見えるのに、他人を馬鹿にしたり、友達を拒否したり、人々を落ち込ませるような人たちがいますが、彼らの言葉や教えがどんなに高いものであっても、彼らが自分自身を愛していないことは確かなことです。

 自分を愛するためには、ありのままの自分に対する信念と信頼、そして、それに基づいて行動する意欲が必要です。ただ、信頼と信念を感じるだけでは十分ではなく、それを外部の世界で経験することが必要です。

 自分を愛することの最終課題は、”自己愛”に基づいて行動し、人々に話しかけ、地上にあなたの天国を生み出すこと。

あなた他人に与えることのできる最大の贈り物は、あなたに対する彼らの愛にハートを開くこと。

 愛を与え、放射するだけでは十分でなく、自分を愛することは、愛をまた受け取ることからもやってきます。

 男女間、あるいは二人の男性、二人の女性の関係において、その関係はお互いが相手の愛を受け取れば受け取るほど、成功します。たとえあなたが100%の愛を与えても、相手が50%しか受け取らなければ半分になるし、さらにあなたがその50%しか受け取らなければ、あなたが返してもらったものは25%になります。

 自分の人生でより大きな愛を経験するために、他人からの贈り物、愛、友情、援助は、喜んで受け取りましょう。

 自分を愛することは、自分を尊敬し、高い目的に生きること。

 あなたが自分を評価し、尊敬し、ありのままの自分について真実を話し、適切な行動をとるために、自分自身を進化させるばかりではなく、あなたの手本によって他人をもまた助けることになります。。

 他の人に「ノー」が言えないことは、他人の気持ちは自分の気持ちより大切であり、彼らの権利は自分の権利より重要で、優先すべきというあなたの世界観を反映しています。こういう考えを持つとき、あなたは自身のエネルギーをふさぎ、自身の中の憤慨、怒り、傷を助長し、そのネガティブである同じものをもっとひきつけます。

 自分に対する愛は、優しさと無条件な愛にあふれているハートからやってきます。

 人々の中には、自己愛とは力強く振舞い、他人の権利を否定するような攻撃的なやり方で意思を使うことだ、と思っている人々がいます。

 また、自分の意思がまるで敵のように振る舞い、あなたが自分がもっときちんとしないことや、延期している事などを始めないことで、自分を責めてしまうかもしれません。

 この場合、あなたは自己に反して意思を使っています。

 意思がもしハートと協力して、あなたの好きな道を進むために使われるのなら、それは自分をもっと愛するのに役立つでしょう。

 意思は、あなたとともに流れたり、逆らって流れたりする川のようなものです。それを自分のより高い道にいざなうためにも使えるし、自分をいつも罰するためにも使えます。

 あなたは、自分の意思の協力で、高い道に専念し、行動に対する意図と動機を生み出し、ますます自分を愛するようにしていきましょう。

自分をそう深刻に考えないでください。

 たとえなにかがうまくいかなくても、世界の終わりではないのです。ユーモアの質は、おそらく自己愛への最高の道のひとつです。笑って、遊びましょう。

 高い次元の自己愛から行動する人は、ユーモアがある人が多く、彼らは進んでその場にあわせてゅる舞、しばしば理由を見つけほほえみ、他人を気楽にし、自分自身も幸せになることができます。

 今後、自分とかかわっている人々を見るときは、批判はしないで、「この人は自分を愛しているのだろうか」と、自分に問いかけてください。もし彼らについて困難を経験したときは、その問題部分を見て、「彼らはこの部分で自分自身を愛しているのだろうか」と問いかけてください。

 そのうえで、どういう方法であれ、彼らの最高の善を生み出すために使える形で、慈悲を送ってください。そして、自分の最高の全のために使えるように、送り出した愛が戻ってきたら、それを楽しんでください。

5章「自分を愛する」の考察および感想

この章の全体をものすごく簡単に要約すると

 自分を愛することは、今のありのままを受け入れ、自身の中の罪悪感を捨て、尊敬すること。そうすれば自身の信念が現実に投影されるので、自分を愛し、支えてくれる世界を経験できる。

というふうになるのかなと。

 そして、「自分を尊敬する」という部分に関しては、自分が大好きな「エアマスター」というマンガに、”深道”というキャラクターが出てきますが、このキャラの下記のセリフが、自分を尊敬するという言葉に通じる、深い内容なんです。(いずれも「エアマスター27巻」より引用。)

「人間はあきらかに地球上の他の生物とは違う…その証拠に、人は昔の仲間、家族、素晴らしい跡を残した偉人たちを覚えてる。それは、今、生きている自分、人それぞれが…世界の始まりから終わりなんだ」

「俺はお前にはなれないし。おまえは、俺にはなれない。だから、自信を持って生きろ!」

「この残酷な世の中で生きていく術だ。聴け。地球上で、ただ一個の我だ! ただ、一個の“誇り”を持って生きろ!!」

(※こんなスゴイいいセリフが出てくる漫画なのに、その内容は”ストリートファイト格闘バトルコメディ”という・・・)


 このブログを書いてる私も、このブログを読んでいるあなたも、「地球上で、ただ一個の我!」なんです。その誇りを持って、自分を愛し、尊敬して、生きていきましょう!

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