ジャンププラスにて大人気連載中「怪獣8号」ですが、2021年の9月4日0時アップされた最新話( 怪獣8号43話 )のネタバレあらすじですよ~。
内容に関しては、登場人物のほぼ全セリフ収録の脚本(シナリオ)に近い形式にて採録し、まとめております。ですので、ある程度それ単体にて、読み物としてもお楽しみいただけるかなと思っております!
【シナリオ形式とは?】
- 「柱」(〇で始まり、シーンが展開されている場所を示す)
- 「ト書き」(人物の動作や状況を示す)
- 「セリフ」(登場人物の発した言葉、セリフ、心の声など)
上記、3つのパートでなる。あくまで、ドラマや映画の設計図と呼ばれるものがシナリオ。あくまで制作サイドにおいて流通するもので、一般の人に広く読まれるものではありませんが、読みなれてくると普通の小説並みに楽しんで読むことができます。
本記事では、取り上げましたマンガの内容を、上記3つのパートを使ったシナリオに近い形式にて収録しております。
・・・日本が誇る怪獣防衛の最強部隊・第1部隊に配属されたカフカとキコル。実力を発揮して続々と戦果を挙げるキコル。対してカフカは、まさかの変身不能状態に・・・。そこに現れるのは、怪獣8号への復讐心に燃える怪獣9号。事態は風雲急を告げる!
※下記のリンクに「怪獣8号」のこれまでの主なキャラクター、世界観、設定などをまとめています。ご参照ください。
【随時更新】怪獣8号の「主なキャラクター」「設定」「用語」まとめ
目次
前回のあらすじ( 怪獣8号42話 )
東京都品川区・都市部を襲った怪獣襲撃の現場。住民を避難させ、そこに巨大アリ型怪獣を追い込んで殲滅する「討伐地区」に配備されたカフカとキコル。
キコルは専用武器である大斧をふるい、次々と巨大アリ型怪獣を殲滅してゆく。
そして、カフカのもとにも討伐地区に追い詰められた巨大アリ型怪獣が現れる。部分変身では対抗が出来ず、怪獣8号への完全変身を試みるカフカだが、四ノ宮長官と対峙した際の心的外傷のためか、変身ができない!
そんなカフカをめがけて現れたのは、巨大アリ型怪獣と合体した「怪獣9号」の姿だった!
【今回のあらすじ( 怪獣8号43話 ネタバレ)シナリオ形式】
〇 討伐地区(西部)<昼>
巨大アリ型怪獣の頭部から菌糸のようなものが伸びて、それが形を成していく。浮かび上がったのは、怪獣9号の上半身!
カフカ:「お・・・お前は・・・怪獣、9号・・・!!」
無線を聴いた鳴海、キコル、副隊長の長谷川らに動揺が走る。
本部無線連絡(オペレーションルーム隊員):「これが・・・!?」
怪獣9号:「あー・・・?おかしいな。怪獣8号の反応があったから出てきたのに。いない」
怪獣9号、カフカの存在に気付く。
怪獣9号:「もしかシて、キミが怪獣8号?」
カフカ:「(心の声)こいつも、怪獣察知能力を・・・」
突如、カフカの左肩を貫く衝撃!
怪獣9号が以前にも使った、指先からの射撃攻撃だ。
カフカ:「・・・!?」
怪獣9号:「ま、試せばわかるか」
カフカ:「があぁぁああ!!」
痛みのあまり、叫ぶカフカ。
鳴海:「(無線に)オペ―レーションルーム。怪獣8号の変身は?」
カフカ、変身を試みるも、ならず!
本部無線連絡(オペレーションルーム隊員):「ダメです。再び失敗!」
長谷川副隊長:「どうする!このままだと怪獣8号を失うぞ!!」
鳴海:「識別クラスが相手だ。ボクが行く…」
そう言いかけた鳴海の前に、新たに巨大アリ型の怪獣が現れる。そのアリの脳天には、怪獣9号の上半身が繋がっている!
本部無線連絡(オペレーションルーム隊員):「9号が、もう一体!?」
長谷川副隊長:「なんだと!?」
鳴海:「(心の声)分裂?増殖?もしくは最初から2体いたのか・・・?」
東雲小隊長:「(心の声)これじゃ、鳴海隊長は動けない。私が・・・」
動こうとした東雲に、先ほど倒したはずのアリ怪獣が復活して立ちふさがる!
長谷川副隊長:「倒したはずの怪獣が・・・?」
別の第1小隊隊員:「ちっ。第3の報告書にあったアレか!!」
東雲小隊長:「報告書どおりなら、確か蘇生後の怪獣は・・・」
〇 防衛隊本部・オペレーションルーム<昼>
防衛隊員無線:「こちら田淵小隊。怪獣の強度上昇!」
防衛隊員無線:「三宅小隊!こちらもです!!戦況反転!!」
防衛隊員無線:「こちら一ノ瀬小隊。同じく!」
オペレーションルーム隊員:「そんな・・・エリアが広すぎる!」
オペレーションルームの地図モニターに、怪獣の点在を示す〇座標が多数拡がっている!
オペレーションルーム隊員:「第3部隊の報告範囲より、遥かに拡がってる・・・!!」
長谷川副隊長:「現れただけで戦況がガラッと変わっちまった」
鳴海:「これが・・・怪獣9号か・・・!!」
〇 討伐地区(西部)<昼>
カフカの目の前にいる怪獣9号は、手を6本にまで増やした上で、以前の戦闘でカフカやレノに使った「生体弾丸の複数斉射」の準備態勢に入った。
怪獣9号:「種は巻き終わっタかん。それじゃあ怪獣8号、君を殺シて、強大な怪獣の力をもらう」
カフカ、かろうじて使える部分変身の力で致命傷こそもらわないものの、ダメージを受け続けている。
カフカ:「ここで倒しておかねーとなのに、なんで・・・!!」
再度、そしてさらに大規模に「生体弾丸の複数斉射」の準備態勢に入った怪獣9号。
カフカ:「やば・・・」
怪獣9号:「さよなラだ。怪獣8・・・」
その刹那、怪獣9号の背後上空から、襲い来る影!
怪獣9号:「号」
・・・と言い放った瞬間、怪獣9号の頭部が兜割りに真っ二つに切り裂かれる!
怪獣9号:「(真っ二つにされた状態で目を見開きながら)あー?」
前方に倒れ伏す怪獣9号。
カフカ:「キ、キコル」
怪獣9号、再生しながら、
怪獣9号:「キミは・・・誰ダっけ?」
キコル:「覚えてなくて結構よ。どうせ今日、殺すから」
【 怪獣8号43話 の感想】
怪獣9号の目的は、明確に怪獣8号への「復讐」でした。そしてカフカに対して「その怪獣の力を手に入れる」とも。。。それが可能という事は、相当な知的レベルと文明のレベルを持つ存在という事ですね、怪獣9号は!
そして、本ブログで最初に怪獣8号を取り上げた際も指摘している「仮面ライダークウガ」との相似している点ですが、正義の側の「仮面ライダークウガ」のカラーリングは黒ベース、そしてラスボスである怪人「ン・ダグバ・ゼバ」のカラーリングは白、なんです。こういうところも影響を感じていますが、考えすぎでしょうか。。。
そして、今回 怪獣8号43話 の白眉は、ラストに登場のキコルでしょう!彼女にとっても怪獣9号は、リベンジの相手!専用武器の大斧を手にしたキコルの力は、怪獣9号に対してどのくらいまで通用するのでしょうか?
そして、変身不能となったカフカの運命は・・・!?
・・・で、そんな怪獣8号ですが、2020年12/4(金)に「怪獣8号」のコミックス第1巻が発売されております!自分は電子版を購入したのですが、ジャンプ+掲載時のカラーページがそのまま載ってたり、登場人物の補完情報が記されていたりで、かなり楽しめました。おススメです!
そして、2021年3月4日(木)には、第2巻も発売開始!
さらに、2021年6月4日からは、第3巻も発売開始となりました!
・・・そしてさらに、2021年9月4日から、第4巻も発行!
この第4巻発売時で、怪獣8号コミックスの発行部数は800万部を突破とのこと。押しも押されぬ、ジャンププラスの看板マンガとなっちゃいましたね。すごい!
引き続き当ブログ、マンガ専門ブログではありませんが、シナリオ採録という変わった形式ではございますが、怪獣8号の同行を引き続き、追って参ります!
でわでわ!
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