ジャンププラスにて大人気連載中「怪獣8号」ですが、2021年の10月29日0時アップされた最新話( 怪獣8号48話 )のネタバレあらすじですよ~。
内容に関しては、登場人物のほぼ全セリフ収録の脚本(シナリオ)に近い形式にて採録し、まとめております。ですので、ある程度それ単体にて、読み物としてもお楽しみいただけるかなと思っております!
【シナリオ形式とは?】
- 「柱」(〇で始まり、シーンが展開されている場所を示す)
- 「ト書き」(人物の動作や状況を示す)
- 「セリフ」(登場人物の発した言葉、セリフ、心の声など)
上記、3つのパートでなる。あくまで、ドラマや映画の設計図と呼ばれるものがシナリオ。あくまで制作サイドにおいて流通するもので、一般の人に広く読まれるものではありませんが、読みなれてくると普通の小説並みに楽しんで読むことができます。
本記事では、取り上げましたマンガの内容を、上記3つのパートを使ったシナリオに近い形式にて収録しております。
遂に自身のトラウマを振り切って、怪獣8号への変身を遂げたカフカ!四ノ宮長官と対峙した際の暴走の経験から、足裏からのジェット噴射で空をかける能力すら手にして、目の前の怪獣9号を粉砕!
ただ、今までも一筋縄ではいかなかった怪獣9号。このまま終わるはずがない!
※下記のリンクに「怪獣8号」のこれまでの主なキャラクター、世界観、設定などをまとめています。ご参照ください。
【随時更新】怪獣8号の「主なキャラクター」「設定」「用語」まとめ
目次
前回のあらすじ( 怪獣8号47話 )
目の前にいた立ちはだかった怪獣9号を、空中に飛翔してからの急降下→パンチで叩き潰した怪獣8号(カフカ)。しかし9号はなおも再生をしようとする。
そんな怪獣9号に「核を損傷したので合流しよう」と呼びかける声。怪獣9号は、別個体に別れて「分体」しており、その分体している別個体は、第1部隊のエース「鳴海弦」と対峙していた。
鳴海は、専用武器の銃剣型怪獣兵器を使い、斬撃と銃撃の波状攻撃で隙のない攻撃を仕掛ける。
しかし、鳴海と対峙している個体は、鳴海の攻撃パターンを「学習」し、攻撃を躱し始めた。
その戦いの様子をモニタリングしている四ノ宮長官は、怪獣9号を「学習能力がある、ウィルスのような怪獣」とカンパしていた。
9号の分体はその上、さらに分裂して鳴海を包囲→一斉攻撃を仕掛けた!
その一斉攻撃を逃れられないかのように見えた鳴海だが、ノーダメージで躱していた。
鳴海は「狩りの時間と行こうか」と逆襲の宣言。その異様な光を放つ目は、「1号の網膜から作られた、日本最古の識別怪獣兵器」。
ここから、鳴海の逆襲が始まる!
【今回のあらすじ( 怪獣8号48話 ネタバレ)シナリオ形式】
〇 怪獣襲撃現場(品川・討伐地域外)<昼>
「1号の網膜から作られた、日本最古の識別怪獣兵器」だった、鳴海の眼。
そして、自身の放った”当たるはずの攻撃”が当たらないことに、そして見切ったはずの鳴海の攻撃が自身に命中し続けていることに違和感を感じている様子の、鳴海と対峙している分体である怪獣9号(A)。
怪獣9号(A):「おかシい・・・見切ったはずの攻撃が、躱せない・・・速度が上がった?・・・違う・・・」
なおも、鳴海の攻撃が命中し続けている!
怪獣9号(A):「ボクの動く先に、攻撃している!?」
〇 防衛隊司令本部<昼>
四ノ宮長官:「未来視の怪獣『1号』」
鳴海と怪獣9号(A)の闘いを見守りながら、言葉を続ける四ノ宮長官。
四ノ宮長官:「生物の運動時、脳から発せられる信号を知覚することで、本人の体が動くより先にそれを察知する・・・」
なおも言葉続ける四ノ宮長官。
四ノ宮長官:「記録には回避不能の攻撃を放つ、恐るべき怪獣だったと記されている」
〇 怪獣襲撃現場(品川・討伐地域外)<昼>
鳴海:「視えたぞ。全ての信号が必ず経由する一点」
怪獣9号の上空へ飛翔し、攻撃の体制をとっている鳴海。
鳴海:「そこがお前の核か」
怪獣9号(A):「ダメだ。学習が追い付かない・・・」
そこに、鳴海の攻撃が怪獣9号(A)に対して炸裂する。
隊式銃剣術2式 斬幕砲火!
斬撃と銃撃の同時攻撃に、3つに切り裂かれつつ、さらに銃撃に複数個所を貫かれている怪獣9号(A)。そして、銃撃のうち1つは核をも射抜いている!
〇 防衛隊司令本部<昼>
本部通信隊員:「鳴海隊長、怪獣8号、本獣撃破!!」
喜びの歓声で湧きかえる司令本部。
本部通信隊員:「蘇生していて余獣の反応が、次々と消失していきます!」
四ノ宮長官:「まだ・・・」
無線からの声:「まだよ!」
その声の主はキコル。
〇 怪獣襲撃現場(品川・討伐地域)<昼>
引き続き余獣の殲滅に当たっているキコル。
キコル:「まだ余獣が残ってる!!引き続き殲滅行動に移行します!!」
〇 防衛隊司令本部<昼>
伊丹副長官:「ふっ。強くなったな、君の娘は」
四ノ宮長官:「鳴海の時もそうだった。若い世代にはいつも驚かされる」
四ノ宮長官の脳裏に浮かぶ鳴海、キコル、そして怪獣8号の姿。
四ノ宮長官:「簡単に私の想像を超えていく」
〇 怪獣襲撃現場(品川)<昼>
長谷川副隊長:「(心の声)驚いたな・・・実質識別怪獣が2体、出現してのにも関わらず、防衛ライン突破はたったの2カ所。信じられないくらい小さな被害・・・」
本部通信隊員(無線):「全余獣、討伐完了。品川討伐作戦、完遂です!」
完遂の方を受けた怪獣8号、そして鳴海の雄姿!
長谷川副隊長:「(心の声)四ノ宮長官の思い描く、最強の部隊!!」
怪獣8号への変身を解くカフカ。疲労の様子がうかがえる。その様子を見ていたキコルとカフカはグータッチを交わす!
四ノ宮長官(無線):「鳴海、日比野、それからキコル」
無線からの長官の声に耳を傾ける3人。
四ノ宮長官(無線):「よくやった」
予想外の言葉にあっけにとられている様子のキコル。
そのキコルに対して、満面の笑顔で両手でグーサインを送るカフカ。
目に涙を貯めながら、喜びをかみしめているキコル。
四ノ宮長官(無線):「引き続き住民保護を最優先に、現場の安全確保だ」
キコル・カフカ「(敬礼しながら)了!!」
そんな喜びムードに反して、何か思案深げな表情の鳴海。
鳴海:「(心の声)何か引っかかる・・・」
鳴海の脳裏に、怪獣9号が怪獣8号に対して漏らした「君を殺シて、強大な怪獣の力をもらう」との言葉がよみがえる。
鳴海:「(心の声)奴が8号に向かって放った言葉。「殺す」はわかる。だが、後半の意味がわからない。奴の目的はなんだったんだ?本当に8号を殺すことだったのか?何かほかに目的が…」
そんな試案を繰り広げる鳴海や、安堵の表情のキコル、カフカの耳に、大音量の警報音が無線から響き渡る。
〇 防衛隊司令本部<昼>
伊丹副長官:「何事だ!」
本部オペレーター隊員:「怪獣反応?! 現在、詳細を調査中!!」
〇 怪獣襲撃現場(品川)<昼>
カフカとキコルに呼びかける声:「間に合っタか」
カフカとキコルが振り向くと、カフカに斃され傷ついた頭部だけの状態になっている怪獣9号(B)。
怪獣9号(B):「残念・・・ダ。怪獣8号。『君を殺ス』ことは、叶わ・・・なかった」
カフカ:「あの野郎・・・!しぶてぇな。トドメを・・・」
怪獣9号(B):「だが・・・もウ一つの目的は、果たさせてもらう」
その言葉に聞き入るカフカ。
怪獣9号(B):「『強大な怪獣の力』は、いたダいていくよ」
カフカ:「何を言って・・・」
防衛隊本部の無線から聞こえる声:「あー・・・」
〇 防衛隊司令本部<昼>
司令本部内に座っている四ノ宮長官の背後に、筋骨隆々の巨大な状態で、四ノ宮長官を襲わんとする状態の”怪獣9号”の姿が!
怪獣9号:「見つけタぞ・・・適合者と、怪獣2号」
【 怪獣8号48話 の感想】
第1部隊の最強戦力・鳴海弦の能力がついに明らかに!未来視の力だったとは・・・とはいえ、直接的な攻撃力に直結する能力ではないため、その力を運用するための戦闘力は、自身のセンスや努力で磨いたものなんでしょうね。
その第3部隊の保科副隊長同様、キャラ立ちの良さからきっと人気も出てくると思うので、その力を獲得するまでの経緯なども、これからきっと描かれていくことになるだろうと思います。
そして、娘であるキコルに「よくやった」というねぎらいの言葉をかけた後、9号に強襲された四ノ宮長官。死亡フラグの匂いがプンプンします・・・。何とか乗り切って欲しいなー。。。
・・・で、そんな怪獣8号ですが、2020年12/4(金)に「怪獣8号」のコミックス第1巻が発売されております!自分は電子版を購入したのですが、ジャンプ+掲載時のカラーページがそのまま載ってたり、登場人物の補完情報が記されていたりで、かなり楽しめました。おススメです!
そして、2021年3月4日(木)には、第2巻も発売開始!
さらに、2021年6月4日からは、第3巻も発売開始となりました!
・・・そしてさらに、2021年9月4日から、第4巻も発行!
引き続き当ブログ、マンガ専門ブログではありませんが、シナリオ採録という変わった形式ではございますが、怪獣8号の動向を引き続き、追って参ります!
でわでわ!
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