ジャンププラスにて大人気連載中「怪獣8号」ですが、2021年の5月14日0時にアップされた最新話のあらすじですよ~。
とうとうカフカはミナ、保科をはじめ防衛隊隊員の面前で「怪獣8号」としての姿を晒し、「超巨大余獣爆弾」を迎撃→防衛隊員の命を救いましたが、拘束されてしまいます。その今後の行方は、どうなってしまうのでしょうか。。。
※下記のリンクに「怪獣8号」のこれまでの主なキャラクター、世界観、設定などをまとめています。ご参照ください。
【随時更新】怪獣8号の「主なキャラクター」「設定」「用語」まとめ
目次
前回までのあらすじ(怪獣8号・第32話)
上空の超巨大余獣爆弾がさく裂すれば、防衛隊基地の壊滅ならびに防衛隊員の全滅は避けられない。カフカは迷うことなく怪獣8号に変身し、超巨大余獣爆弾へ一撃を加え上級で炸裂させることにより、被害を最小限にとどめることに成功した。
そして、内心はカフカに対し怪獣8号であることの疑念を持ちつつも情に流されそれを見過ごしてしまった副隊長・保科や、すでに事情を知っていたレノ、キコル、そして自身に銃口を向けるミナら防衛隊の面々に囲まれ、その身柄を拘束されてしまう。
【今回のあらすじ(怪獣8号・第33話ネタバレ)】
防衛隊の会議室で、将官クラスによる怪獣8号への処遇を決める会議が行われている。
「まさか、防衛隊内に怪獣が潜り込んでいたとはな」
「しかもクラス大怪獣だ。早急に対応せねばなるまい」
「マスコミへの公表は?」
「9号の時と同様、避けるべきだろうな。某国では人体に怪獣組織を移植する研究が始まっているとも聞く。黙ってはおらんだろう」
「すぐに内々に殺処分して、兵器転用するべきでしょう」
「その前に生体兵器としての運用を視野に入れてみるべきでは?」
様々な意見が飛び交う中で、最後に口を開いたのは・・・
四ノ宮功:「机上で語っても仕方あるまい。処置は、収容した後だ。第3部隊に対し、怪獣8号の引き渡しを命ずる」
キコルの父で防衛隊長官の、四ノ宮功だった。
場面変わって。厳重かつ堅牢な拘束室で、身動きが取れないように拘束されているカフカ。
監視員:「怪獣8号、バイタル安定。変身の兆候もありません」
モニタリングを行う関心たちの背後には、副隊長・保科の姿。
カフカ:「(心の声)丸1日くらい経ったか?これから俺はどうなんだろう」
カフカの脳裏に「強力な怪獣のほとんどは、兵器のパーツとして使われてるらしいわよ。最悪、アンタもそうなるかもね」という、以前のキコルの言葉が脳裏をよぎり、落ち込む。
カフカ:「(心の声)やっと一歩、アイツの隣に近づけたと思ったとこだったのにな・・・ミナ、怒ってるかな」
「時間だ」
カフカに呼びかける声の主は、ミナだった。その両サイドに立つ防衛隊員は、カフカに対して銃口を向けている。
ミナ:「これよりお前を、本部施設に移送する」
カフカ:「ミ・・・」
ミナ、と呼びかけようとしたが、できない。
拘束具を外され、両手は拘束された状態で銃口を向けられつつ、ミナたちと拘束室を出るカフカ。
施設から出て外に出ると、第3部隊の隊員が銃器を手にしてずらっと並んでいる。その中にはレノ、キコル、伊春らの姿も見える。
カフカ:「(心の声)やべぇ。顔見らんねぇ。市川の事も裏切っちまった。ずっと気にかけてくれてたのに、許せねーだろうな・・・」
ミナに先導され、移送用のトラックに乗り込むカフカ。
カフカ:「(心の声)だよなぁ。とんでもね―隠し事してたんだもんなー・・・。立場上、責任もあるだろうし」
カフカ:「(心の声)ごめん。今度こそ本当に終わっちまっ・・・」
心の中で言いかけたその瞬間、
「先輩」と呼びかける声。
レノだった。
レノ:「戻ってくるって、信じてますから」
カフカ:「え・・・」
思わず振り返ってしまうカフカ。
移送用トラックの扉が閉まり、その室内にはカフカと皆の二人。
閉まってしまった扉の内側では、呆然とした表情のカフカ。
カフカ:「市ー・・・」
市川、と言いかけたカフカにミナの声がかぶさる。
ミナ:「市川のやつめ。無許可の私語で腕立て50回だな」
カフカ:「ミナ」
ミナ:「迷わず走って、基地を救ってくれた時、怪獣の姿に驚いたけど、同時に思った。カフカくんらしいなって。有利な証言や映像を集めてる。人間であると証明できれば、処分も避けられるかもしれない。隊員としての働きも、まとめて報告するつもりだ」
意外な言葉に、戸惑いを隠せない表情のカフカ。
ミナ:「第3部隊に、キミを怪獣(てき)だと思ってる奴なんて、一人もいないよ」
その言葉に、啞然とするカフカ。
ミナ:「時間だ。座れ」
その言葉に従ったカフカに、ミナは言葉を続ける。
ミナ:「日比野カフカ。防衛隊規則第13条にもとづき、これよりお前を有明りんかい基地へ移送する。道中市民に危険が及・・・」
カフカ:「(ミナの言葉を遮って)ミナ。俺はまだ、お前の隣、目指していいのかな」
涙ぐんでいるカフカ。
ミナ:「うん。ずっと待ってる」
とうとうこらえきれず、泣き出してしまうカフカ。
・・・そして、東京都江東区の、防衛隊有明りんかい基地。
基地内アナウンス:「第23から第31隔壁閉鎖。正常にロック確認。怪獣8号、拘束完了」
だだっ広く巨大で堅牢な拘束室の中央には、椅子に厳重に拘束されたカフカの姿が。その眼には、この逆境を乗り越えてやろうという、決意の意思が宿っていた。
【怪獣8号・第33話の感想】
わー、もうこれは泣いてまうやろ・・・保科も、レノも、そしてミナも、ホント温かい。。。それに対して、四ノ宮長官をはじめとした上層部は、血も涙もなさげな感じ。まあ、状況が状況なんでしょうがないけど。。。
ジャンププラスに載ってる感想を見ても、思わず泣いてしまったとの感想が多いのですが、一部の読者の間では「進撃の巨人における正体バレの展開の二番煎じ」との声もありました。
まー、分からなくはないけど、どちらかと言えば人間の内面の暗さにも焦点が合った進撃に対し、今のところハリウッドのアクション大作的な王道エンタメ的な作りの怪獣8号では、そもそも比較すべきだはないのでは?と思ってしまいました。
とにもかくにも、来週以降の展開がまた楽しみ!カフカの孤独な戦いは、どのような決着を見せるのでしょうか?
・・・で、そんな怪獣8号ですが、2020年12/4(金)に「怪獣8号」のコミックス第1巻が発売されております!自分は電子版を購入したのですが、ジャンプ+掲載時のカラーページがそのまま載ってたり、登場人物の補完情報が記されていたりで、かなり楽しめました。おススメです!
そして、2021年3月4日(木)には、第2巻も発売開始!
でわでわ♪
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