ジャンププラスにて大人気連載中「怪獣8号」ですが、2021年の3月5日0時にアップされた最新話のあらすじですよ~。
ついに潜在能力を解放した1本角のヒト型怪獣の前に、副隊長・保科は沈黙! 圧倒的な戦闘力を前に、やはりカフカはまた「怪獣8号」となるしかないのか!?
※下記のリンクに「怪獣8号」のこれまでの主なキャラクター、世界観、設定などをまとめています。ご参照ください。
【随時更新】怪獣8号の「主なキャラクター」「設定」「用語」まとめ
目次
【前回までのあらすじ(怪獣8号・第28話)】
一進一退の攻防を繰り広げていた1本角のヒト型怪獣と副隊長と保科。しかし、巨大化しその身体には保科の持つ2本の刀では、大きなダメージが与えられない。
またヒト型怪獣は余獣をミサイル代わりに使った攻撃を繰り出すなど、攻撃の手を休めないが、最後の力を振り絞りその間隙を縫って、背後にある核へ向けて一点集中攻撃を試みる。
しかし、背後への回り込みに成功するもそれも読まれており、ヒト型怪獣の巨大な拳が保科を直撃! 潜在能力解放の駆動限界を超え、また大きなダメージを負った保科は”沈黙”してしまった。。。
【今回のあらすじ(怪獣8号・第29話ネタバレ)】
(回想)道場にて星座にて向かい合う少年時の保科とその師匠(父親)らしき人物。
師匠:「防衛隊はあきらめろ。江戸の世なら、お前は天才として認められただろう。だがもう、刀の時代ではないんや。分かるな、宗四郎」
保科の薄れゆく意識の中で、よみがえる過去の光景。
沈黙した保科に何度も何度も「副隊長ッ!」と、泣きながら呼びかける声が聞こえる。
通信室の、小此木隊員だ。
保科:「小此木ちゃん、大丈夫。生きとんねんで!」
何とかおどけてみせる保科だが、ダメージは隠せない。
保科:「イタタタ・・・シールド全開で張ったのに、シャレん並んで、あの怪獣。(心の声)全開放も解けてもうた・・・」
泣き止む小此木隊員。
保科:「外の状況は?」
小此木隊員:「ま・・・まもなく住民の避難は完了します。対余獣の戦況も好転し始めてます」
保科:「そうか。安心した・・・ほな僕も、最後まで、務めを果たさんとな!」
巨獣と化したヒト型怪獣が、保科に殴り掛かる。
小此木隊員:「けどもう、戦えるような身体じゃ・・・」
ヒト型怪獣の1撃を躱し、斬りかかる保科。
保科:「保科流刀伐術・1式!」
しかし、保科の斬撃はダメージを与えられない。
ヒト型怪獣:「もう分かった。刀(それ)では俺は倒せない」
ヒト型怪獣の攻撃を、回避し続ける保科。
保科:「(心の声)るっさい!そんなん、とうに分かっとるわ」
保科の脳裏に、再び少年時の回想がよみがえる。
師匠:「諦めろ、宗四郎。お前は、銃器の解放戦力が低い。今の時代、それでは通用しないんや」
回想は、別の場面へと続く。防衛隊の上司らしき人間からの心無い言葉。
防衛隊の上司:「諦めなさい。保科君。近年怪獣の大型化傾向が顕著だ。刀だけでは、いつか命を落とす。悪いことは言わん。刀伐術の指南役となり、現場から退きなさい」
保科:「ガキの頃から、耳タコやっちゅーねん。けど、あの人は言うてくれた」
再び回想。「君は刀のスペシャリストらしいな」と呼びかけられる。
保科:「ええ、そうですね」
また、諦めろと言われることを覚悟する保科だが・・・
ミナ:「君の力が必要だ。私の部隊に来ないか、保科」
そんな言葉を保科に向かって投げかけるのは、亜白ミナだった。
予想外の言葉をかけられ、思わず言葉を失う保科。
ミナ:「これから先、小型の強敵が現れる可能性も捨てきれん。それに・・・私は君と逆で、刃物が全くダメだ。なんなら包丁も握りたくない。私が射抜くとき、君がその道を切り開いてくれないか」
ミナに投げかけられたそんな言葉が、保科の背中を押す。
保科:「隊長(あの人)に任された留守や・・・死んでも守る!」
保科は刀伐術の「2式 交差討ち」「3式 返し討ち」「4式 乱討ち」「5式 霞討ち」
そして、6式の技で切り込もうとした際、ヒト型怪獣の右手で捕獲されてしまう!
握りこまれ、保科の目と鼻から血が流れ出す。
その様子を見ていたのは、ヒト型怪獣の間近まで迫っていたカフカ!
カフカ:「副隊長・・・!」
怪獣8号への変身を決意したカフカだが、その脳裏にレノの「無茶はしないで」の言葉がリフレインする。
カフカ:「市川、すまん!」
レノ:「え・・・、まさか、ダメだ!こんな状況で変身したら、今度こそ逃れようが・・・」
変身を始めるカフカ。
カフカ:「(心の声)仲間の命にゃ、変えられねー・・・!」
何者かの声:「皆、よく耐えてくれた!」
まさに変身しようとしていたカフカを含め、無線を通して響き渡る声。
小此木隊員:「この声・・・」
保科:「怪獣・・・僕の勝ちや」
ヒト型怪獣の左腕が爆裂し、消し飛んだ!
その拍子に、右手に掴まれていた保科も解放された!
保科:「僕は、この基地の副隊長・・・隊長(あのひと)に繋ぐのが、務めや」
巨大銃火器の空の薬莢を排出する手。
何者かの声:「小此木、緊急により申請省略!」
小此木隊員:「はい!」
そこには、飼っている虎を従え、専用の大型銃器を構えている亜白ミナの姿が!
ミナ:「消し飛ばすぞ!」
不在のエースが、ついに姿を現した!
【怪獣8号・第29話の感想】
新入隊員試験のキコルや、相模原作戦の時のレノの時のようなピンチに、今回もカフカが怪獣8号に変身しての救出劇になるのかと思いきや、予想を裏切ってミナの登場!
読者コメントに「期待に応えろ。予想は裏切れ。お手本のような展開!」との言葉ありましたが、まさにその通りですね。
そして、副隊長・保科が隊長であるミナに心酔している理由もわかりましたね。大型怪獣に不向きな刀での戦闘スタイルを認めて、舞台に引き込んでくれたのがミナだったんですね。ミナはかなり”男前”で、カッコイイですね!
前回まで、かなりストレスフルな展開が続きましたが、ここから防衛隊の大反撃が始まりか?来週は休載ですが、楽しみです!
・・・で、そんな怪獣8号ですが、2020年12/4(金)に「怪獣8号」のコミックス第1巻が発売されております!自分は電子版を購入したのですが、ジャンプ+掲載時のカラーページがそのまま載ってたり、登場人物の補完情報が記されていたりで、かなり楽しめました。おススメです!
そして、2021年3月4日(木)には、第2巻も発売開始!
でわでわ!
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