ジャンププラスにて大人気連載中「怪獣8号」ですが、2021年の8月20日0時アップされた最新話( 怪獣8号42話 )のネタバレあらすじですよ~。
内容に関しては、登場人物のほぼ全セリフ収録の脚本(シナリオ)に近い形式にて採録し、まとめております。ですので、ある程度それ単体にて、読み物としてもお楽しみいただけるかなと思っております!
【シナリオ形式とは?】
- 「柱」(〇で始まり、シーンが展開されている場所を示す)
- 「ト書き」(人物の動作や状況を示す)
- 「セリフ」(登場人物の発した言葉、セリフ、心の声など)
上記、3つのパートでなる。あくまで、ドラマや映画の設計図と呼ばれるものがシナリオ。あくまで制作サイドにおいて流通するもので、一般の人に広く読まれるものではありませんが、読みなれてくると普通の小説並みに楽しんで読むことができます。
本記事では、取り上げましたマンガの内容を、上記3つのパートを使ったシナリオに近い形式にて収録しております。
・・・日本が誇る怪獣防衛の最強部隊・第1部隊に配属されることになったカフカとキコルは、さっそく実践に投入!鳴海弦をはじめとした防衛隊の中で、カフカは自身が生きる価値を証明できるのか?
※下記のリンクに「怪獣8号」のこれまでの主なキャラクター、世界観、設定などをまとめています。ご参照ください。
【随時更新】怪獣8号の「主なキャラクター」「設定」「用語」まとめ
目次
前回のあらすじ( 怪獣8号41話 )
場所は東京品川区。その中に、恐ろしく巨大で深い穴が開き、そこから巨大なアリのような怪獣の群れが出現!さらに強くなるべく、鳴海との特訓を直訴するキコルだが、鳴海はそんな彼女に借金を頼み込み、あきれるキコル。
そんな中、品川の怪獣襲来を伝える報。第1部隊は出動し、怪獣討伐を進める。その作戦は、避難の済んだ地域を「討伐区域」と定め、そこに怪獣を追い込み、殲滅を図る作戦。その討伐区域に配備されたキコルとカフカに、鳴海は「結果を出せ」と発破をかけるのだった。
【今回のあらすじ( 怪獣8号42話 ネタバレ)シナリオ形式】
東京都品川区・都市部を襲った怪獣襲撃の現場。住民の避難を完了し、怪獣を誘い込んだうえでその殲滅をはかるべく設定された「討伐地区」。その東部にはキコルが、西部にはカフカが待機中。
〇 討伐地区(東部および西部)<昼>
カフカの脳裏に四ノ宮長官の「生き残るために有用性を示せ」という言葉がリフレインする。
カフカ:「(心の声)長官のくれたチャンスだ。必ず応える!」
「討伐地区東部に怪獣誘導完了。討伐部隊、対応願います」とのアナウンス。
「来た!」と反応するキコル。
キコル:「まずは私ね」
格納されていた専用武器(No3、とナンバリングされた大斧)を取り出し、待機場から出現するキコル。
キコル:「四ノ宮キコル、出ます!」
鳴海(別場所から無線):「東雲小隊、予定通り、四ノ宮の援護、もしもの場合は後詰を任せる」
東雲小隊長:「りょーか・・・!?」
返事を返そうとしたところで、巨大アリ型の怪獣が突如出現。
東雲が振り返り、怪獣出現方向を見ると、その四ノ宮の横をすり抜け、怪獣に斬りかかるキコル。1撃で撃破!
本部無線連絡:「し、四ノ宮隊員、標的撃破!!」
防衛隊員(無線を聴いている):「(驚いて)は!?」
キコルの脳裏には、怪獣10号と戦う保科の姿が浮かんでいる・
キコル:「(心の声)足りない。保科副隊長はもっと早かった!!」
他の巨大アリ型怪獣に、さらに斬りこむキコル。
さらにキコルの脳裏には、怪獣10号の核を捉えたミナの1撃も浮かぶ」
キコル:「(心の声)亜白隊長の一撃は、もっと重かった!!」
また一撃で、怪獣を縦に真っ二つに切り裂き葬り去るキコル。
本部無線:「四ノ宮隊員、続いて標的撃破!!」
本部無線の内容に鳴海が反応する。
カフカ:「すげぇ。さすがキコル!!」
東雲小隊長:「ふーん。わるくないね」
そうつぶやいた東雲背後に、怪獣が迫っていたが、キコルの銃撃がこれを捉える。
キコル:「東雲小隊長、油断なさらず」
イラっとする東雲小隊長。
東雲小隊長:「四ノ宮キコル、だっけ?あんた、いい性格してんじゃん・・・仲良くなれそうだわ」
大斧を背負ったキコルと、両手持ちの巨大ガトリング砲を構えている東雲小隊長が、背中合わせで迫りくる巨大アリ怪獣に備えている。
本部無線:「四ノ宮、東雲、標的撃破」
〇 怪獣襲撃現場(品川・討伐地域外)<昼>
別の防衛隊員:「おいおい。これが1年目ってマジですかい」
長谷川副隊長:「お前の1年目より強いんじゃないか?鳴海」
鳴海:「は?は?ボクあんなもんじゃなかったし!・・・しかし妙だな」
長谷川副隊長:「ああ。怪獣のことか」
鳴海:「そうだ。そもそも蟻型の怪獣が地上に出現することは滅多にない。トンネル工事など地下での遭遇例は稀にあるが、こんなに大規模に地上に現れたのはおそらく史上初だ。何のために?」
長谷川副隊長:「・・・怪獣本来の性質と違う行動・・・立川基地の件と似ているな」
鳴海:「ああ。いるかもしれんぞ。狙いを持った、厄介な司令塔が」
本部無線:「討伐地区西部に怪獣複数誘導完了!!討伐部隊、対応願います」
〇 討伐地区(西部)<昼>
その無線を聞いたカフカ、両手で頬をはたいて気合を入れる!
〇 防衛隊318仮設拠点(司令部)<昼>
司令部には四ノ宮長官をはじめ、防衛隊の幹部が、カフカの動きをモニタリングしている。
眼帯の将官:「さて。怪獣8号。対怪獣の戦闘能力の、お手並み拝見と行こうか」
〇 討伐地区(西部)<昼>
カフカ:「日比野カフカ、出ます!」
そして早速、カフカは巨大アリ型怪獣と遭遇。
カフカ:「(心の声)部分変身!!」
巨大アリ怪獣の攻撃をかわし、殴りかかるが、通じず。逆に吹っ飛ばされる。
〇 防衛隊318仮設拠点(司令部)<昼>
司令部にて副長官が四ノ宮長官に話しかける。
副長官:「奴はなぜ変身しない」
無言で見守る四ノ宮長官。
〇 討伐地区(西部)<昼>
カフカ:「(心の声)やっぱ部分変身じゃ倒せねぇ。けど・・・」
カフカの脳裏に四ノ宮長官との攻防がリフレインする。
その時、巨大アリ怪獣の口から液体が飛ばされる。間一髪、交わすものの、液体がかかった地面は瞬く間に溶ける。強烈な蟻酸だ。
カフカ:「(心の声)迷ってる場合じゃねぇ。今は生き延びて、あいつの隣に道を繋ぐ!」
本部無線:「怪獣8号に高エネルギー反応。変身きます!」
・・・しかし、変身途中でそれが解除されてしまう!
カフカと本部無線:「え」
アリ怪獣の攻撃に吹っ飛ばされて、ダメージを受けるカフカ。
本部無線:「へ・・・変身失敗・・・?」
カフカ:「(心の声)変身できねぇ・・・!!」
その本部無線を耳にするキコル、そして四ノ宮長官。
カフカ:「なんで・・・」
そして再度、防衛本部から警告のサイレンが鳴る。
〇 怪獣襲撃現場(品川・討伐地域外)<昼>
長谷川副隊長:「今度は何事だ」
本部無線:「討伐区域内に、新たに強力な怪獣反応・・・!!本獣発生の恐れあり!!」
鳴海:「出たか」
長谷川副隊長:「発生ポイントは!?」
本部無線:「これは・・・怪獣8号の・・・直下!?」
〇 討伐地区(西部)<昼>
カフカが立ち尽くす場所の足元ちかくの地面が割れた。
鳴海:「まさか・・・!」
そこから現れたのは、巨大アリ怪獣の頭部に”合体”した、怪獣9号の姿だった・・・。
鳴海:「狙いは怪獣8号か!」
【 怪獣8号42話 の感想】
遂に、怪獣9号が姿を現しました!そろそろ出てくる頃だとは思ってましたが、以前のカフカとの遭遇の際は倒される直前まで追い込まれた形。知能も高く、それ相応にプライドも相応に高そうなだけに、強烈な復讐心を持ってそう。。。
そしてカフカは、四ノ宮長官との闘いの記憶がトラウマとなって、変身不能な状態に!特撮ヒーローものでは定番の展開。ここにおそらく鳴海やキコルが割って入るかたちになりそうですが、2転、3転の目まぐるしい展開が待ってそう。
そして、カフカのトラウマは結構深そう。ここからどう打開するのか?! キコルや他部隊員との共闘はまだ先になりそうですね。。。
・・・で、そんな怪獣8号ですが、2020年12/4(金)に「怪獣8号」のコミックス第1巻が発売されております!自分は電子版を購入したのですが、ジャンプ+掲載時のカラーページがそのまま載ってたり、登場人物の補完情報が記されていたりで、かなり楽しめました。おススメです!
そして、2021年3月4日(木)には、第2巻も発売開始!
さらに、2021年6月4日からは、第3巻も発売開始となりました!
でわでわ!
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