ここ数年で「スピリチュアル」「マインドフルネス」「アセンション」等の言葉が急速に浸透し、新時代の到来の幕開けを感じます。
一方、コロナの影響などをはじめ世界中で、不安、怒り、憎しみの連鎖がとどまる気配も見えません。
こんな時代に節目に「心穏やかに、楽しく人生を送る」その指針となり得る一冊があります。
それが、このたび紹介する『リヴィング・ウィズ・ジョイ』です。
その書いてある内容は、スピリチュアルに興味がある方も、そうでない方においても、その双方にとって役に立つ、実用的な「心のガイドブック」。
この本の伝えるメッセージを取り入れる人が増えていけば、多くの人が心穏やかに楽しく生きられる「明るい新時代」がやってくる!そのように感じています。
では、ここから本題。
「リヴィング・ウィズ・ジョイ」の最初の本論である3章「喜びに生きる」の項に触れていきたいと思います。
この本及びこの章では、「ハイアーセルフ」という言葉が多く登場します。
ハイアーセルフとは、「それぞれの人間全ての人の中にある、高次元の自己」という意味で、「その人の持つ”魂”そのものである」とも言われています。
そういう存在があることを前提に、この本及びこの章を読み進めていただければと思います。
目次
『リヴィング・ウィズ・ジョイ』3章「喜びに生きる」
この章のタイトル自体が、すでにこの本と同じで、リヴィング・ウィズ・ジョイ=喜びに生きる、となっています。すなわち、この章で語られる内容がこの本の全体の中心の主張となっています。
まず人生には「意思の道」「努力の道」そして「喜びと慈悲の道」があるといいます。その上で、
「何があなたの人生に喜びをもたらすでしょう?」と問いかけます。
「喜びの道は現在にかかわっています。あなたは、いつか自分が幸福になったときのイメージは持っていても、今日幸福感を味わっていないのではありませんか?」とさらに問いかけます。
人は、「すべきこと」に基づいた人格の活動で自身を忙しくするのではなく、
魂の活動=自身の内部から導かれたメッセージを受け取り、それにしたがって行動するようにと生きていくべきなのです。
本当の喜びは、内なる導きにしたがって行動し、自分の真の姿を認めることから生まれます。
「あなたにとって大きな課題は、自分の周囲の雑音に気を散らさないことであり、その代わりに自分の中心を見つけ、自分の内なる存在と調和するすべての物事を自分のほうにひきつけることです。」とこの本は伝えています。
「人々に引っ張りまわされて、自分のやりたいことをやる時間がない」
そんな状況は実は自分自身が作っていて、それは自分が他人に必要とされることが必要であり、そんな状況の奴隷であると、自身が信じているからであると。
喜びの道を歩き出すためには、その状態から解放され、自由を生み出す必要があります。
そのためには、自分が生み出した形式や、人々になぜ義務を感じるのかを問い、その上でその形式や義務を手放すことが必要です。手放した上で、
喜びの道にとって必要なことは、自分自身の価値を認め、どこに自分の時間を使うかをチェックすることです。
あなたの愛していることが、あなたのやるべきことであり、それがハイアーセルフからの合図です
あなたが喜びを得ることに集中し、それ以外のものにとらわれないときにはじめて、喜びを得ることができます。
慈悲とは、自分を大切にすることで、自分と自分の時間に価値を与えること。自分が自身の責任を取り、自分がユニークで価値のある人間であることを肯定するときに、世界もまたそれを肯定する、のだそうです。
そうやって喜びの道を進んでいくことは、これからの人間の進化の一部になります。喜びの道を歩く人は、直感的で、人々を癒し、大きなエネルギーも手に入れ、そのエネルギーとともに、より大きな豊かさと現在の喜びを生み出すことできます。
喜びの道を歩くにあたり、もし他人、愛する人々、親しい友人などと権力争いにしていることに気づいたら、深呼吸をして、対決という欲望にとらわれないようにすること。一歩退いて、権力争いに引き込まれないようになるほど、人生はますます平和で豊かになり、思いやりをもって他人を癒す立場に立つことができるようになります。
自分の人生にもっと喜びをもたらすために、具体的に明日なにができるかを自分に尋ねてみましょう。自分のエネルギーを奪っている権力争いや問題を手放すために、自身に何ができるか尋ねてください。
その上で、自分のすばらしいマインドと無限の潜在能力という、自分自身に与える制限をはずせば自分のほしいものを何でも生み出す能力を持っているので、自分の高いビジョンを持って、創造できる限りの楽しい人生を生きていきましょう。
3章「喜びに生きる」の考察および感想
この章が著書全体の本論および総論だとして、以降の章では「喜びに生きる道」を歩んでいくための各論となってきます。
ですので、この章の内容はある程度は頭に入れつつ、今後の内容に触れていくと、理解がかなり深まるかなーと思います。
自分もこの本と出合って20年以上になりますが、まだ「喜びの道」を歩む旅は、まだまだ道半ばです。
この道をともに歩ける人が増えれば、この混とんとした状況ももっと良くなって、住みやすい社会になるんではないかなー、との思いを込めて、次章「否定的なものを肯定的に変える」以降もしっかり解説をおこなってまいりたいと思います。
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