日々の仕事や対人関係のストレスに参っちゃってる方に、以前の記事で「心の状態に、ラベルを貼る」という方法をオススメさせて頂きました。それと同様に、そしてさらに手軽に自身の心を落ち着ける方法が「自身の呼吸を観察する(= 呼吸瞑想 )」ことです。
その具体的方法と意義について、私が座右の書としているエックハルトトール著「ニューアース」からの情報も参照に、ご紹介させていただければと思います。
目次
不安・ストレス対策になる「呼吸観察( 呼吸瞑想 )」とは?(エックハルトトール「ニューアース」より)
「過去」でも「未来」でもなく、すべての人ができるものは「今」という時間だけであり、その「今」に集中して充実して生きる=「今ここに生きる」ことが、人が幸せに生きるための王道だと私は感じています。
そのための人の方法として、「呼吸の観察」はものすごく有効な方法です。
”呼吸を観察すると、否応なしに今この瞬間に「在る」ことになるーーこれが全ての内なる変容の鍵なのだ。呼吸を観察するとき、あなたは絶対的に「いまに在る」。
それに、考えながら呼吸を観察することが出来ないことにも気づくだろう。意識的に呼吸をすると心が停止する。それは茫然自失とか半睡状態とは大違いで、完全に目覚め、意識が研ぎ澄まされている。思考より下に落ちるのではなく、思考の上にあるのである。
そしてさらに良く観察すると、この二つはーー完全に今この瞬間にあることと、意識を失わずに思考を停止することはーー実は同じことだと気づくだろう。”
エックハルトトール著「ニューアース」第8章「内なる空間の発見」より引用
この引用部分にもあるように、呼吸を観察しながら物事を考えることは難しいのです、
息を吐きながら「息、吐いてるなー」って考えながら深く息を吐く。
そして、息を吸うときに「息、吸ってんな―」って考えながら深く息を吸う。
その間、心を悩ますストレスや不安から、解消されている自分に気付きます。
呼吸の際はくれぐれも「鼻呼吸」で!
人間の呼吸には「口呼吸」と「鼻呼吸」があるのですが、極度の鼻詰まりや鼻中隔湾曲などのやむを得ない症状がある場合は除いて、呼吸できる限り「鼻呼吸」で行うようにしましょう。
というのも、人間は本来「鼻呼吸」を行うような体のつくりになっています。鼻からの気道が、冷たかったり乾燥してたり菌やウィルスが含まれている外気を肺へ取り込む際の「加温」「加湿」「防御」をおこなう「フィルター」の役割を果たしているからです。
これが口呼吸だと、加温されず乾燥した、さらに菌やウイルスが除去されていないが息が直接、肺に送られることになります。
さらに口の中が乾燥しやすくなるために唾液による構内の自浄作用が落ちて、虫歯や歯周病のリスクも高くなるのだそうです。
精神的ににも肉体的にも呼吸は大事。
息を吸う、息を吐くことの一つ一つ意識観察しながら「鼻呼吸」。
心にとっても体にとってもどちらにもプラスにつながる、スゴク身近で効果絶大の方法。
ぜひこの方法で、すぐに心身ともにリラックスさせてください!
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