【ネタバレ】【 怪獣8号 設定 】「キャラクター」「舞台設定」「怪獣」「日本防衛隊の武器・装備」「用語」まとめ

怪獣8号

「 怪獣8号 設定 」を、まとめています。「主要なキャラクター」「舞台設定」「怪獣」「日本防衛隊の武器・装備」「用語」など、まとめて確認できます。

 WEBマンガアプリ「ジャンププラスの人気漫画「怪獣8号」。その面白さですでに話題騒然なのですが、その世界観がしっかり作りこまれていることもその魅力の一つ。

 その作りこみを一覧で確認できるようにしました。最新話準拠で更新しておりますので、ネタバレ注意でお願いします!

※また、「怪獣8号」の魅力について、【 怪獣8号 魅力 】ジャンププラス連載中の「怪獣8号」がアニメ好きのアラフィフおっさんにブッ刺さった”8つの理由”とのタイトルの記事にてまとめておりますので、よろしければご参照ください!

目次

「 怪獣8号 設定 」「キャラクター」「舞台」「用語」まとめ

【 怪獣8号 設定 】主要なキャラクター

 キャラクター分類は、「防衛隊員」と「怪獣」で分けてみました。

防衛隊隊員

日比野カフカ:
・本編の主人公。8月5日生まれの32歳。身長181cm。好きなものは「防衛隊」「カレー」「ハンバーグ」「お酒」「タバコ」。(防衛隊を再度目指してからは、酒とたばこは控えている。)

・連載開始時は、怪獣解体会社である株式会社モンスタースイーパーのスタッフ。地元が怪獣の被害に遭って以来、幼馴染の亜白ミナと、怪獣と共に戦おうと誓い合ったが、ずっと合格できずにくすぶっていた。
・謎の小型怪獣に”寄生”され、人間の意識を持ったまま強大な力を持つ「怪獣8号」に変身する能力を得た。怪獣8号は基本、人間のような姿かたちだが、状況に応じて様々な形に姿を変えることもできる模様。なお「オシッコは乳首から出るw」。

・そのパンチの破壊力は、都市に大ダメージを与える本獣を一撃で粉砕する威力を有し(強烈な一撃の際は、体を固定するため下足部から触手でアンカーのように固定したうえで放つ)、これまでにレノやキコルの命を救っている。また、口から方向とともに発する衝撃波で、怪獣9号(エリンギ)の弾丸の一斉掃射攻撃を吹き飛ばした。

・強力な再生能力を有しており、斬撃などでカラダの各所を切断されても、瞬時に再生が可能(その際はかなりの体力を消耗するため、再生には限度がある)。

・怪獣としての能力を「部分変身」という形で、形状の変化をとどめて使用することが可能。
・防衛隊入隊試験を受け、不合格で正隊員にはなれなかったものの、候補生の立場で副隊長・保科の管轄下(監視下)に置かれた。
・ずぼらさもあるが陽気で、正義感と優しさを内に秘めた性格。
・相模原討伐作戦の際は、保科副隊長の小隊に配属。戦闘員として役に立たなかったが、モンスタースイーパーでの経験を活かし、余獣にも増殖器官があることを発見し、報告した。(その成果を認められ、作戦終了後に正隊員へ昇格した)。さらに、レノと伊春の窮地に気付き、キコルを追い詰めた怪獣9号と対峙。圧倒的な戦闘能力で追いつめるも、逃走を許す。
・入隊試験時の体力試験219位(※225人中)

・その後、防衛隊立川基地を怪獣10号率いる翼竜型怪獣の襲撃の際、怪獣10号が翼竜型怪獣を合体させて作り上げた超巨大生体爆弾に対して、その炸裂を防ぐため怪獣8号に変身→超巨大生体爆弾を上空で計撃し、基地の壊滅および隊員の命を救ったものの、他の隊員に自身の正体が怪獣8号であることがバレてしまう。

・その後、ありあけ臨海基地に移送される。防衛隊上官の「カフカの命を奪い怪獣兵器として利用するべき」との声が大勢を占める中、その可否の判断を自身が行うとした戦闘態勢の四ノ宮長官と対峙。カフカを試す四ノ宮長官の攻撃に手を出さず防戦一方の状態で耐え凌ごうとするも、四ノ宮の苛烈な攻撃にカフカの自我がなくなり、怪獣全体に憎しみを持つ怪獣8号の本体の意思が暴走。怪獣の力を使い闘う四ノ宮を倒さんとするが、仲間への想い、そして皆への想いをブレーキにして押しとどまった。

・ダメージが回復後、四ノ宮長官の判断そして防衛隊第1部隊隊長である鳴海弦の判断により、防衛隊第1部隊に配属され、生体兵器「怪獣8号」として、防衛隊員と協力して対怪獣戦にあたることとなった。

・カフカに怪獣8号とのしての力を与えた「謎の小怪獣」は、怪獣に対する憎しみを持っており、さらに怪獣8号が9号を攻撃した際、怪獣9号の欠損部位の修復が遅くなる、との描写があり、その事から推測するに怪獣8号は「対怪獣用の怪獣」である可能性がある。

亜白(あしろ)ミナ
・第3部隊隊長。6月17日生まれ。身長169cm。好きなものはネコ(ネコ科の動物全般?)。自宅マンションでは「虎」を飼っている。

 そして、コミックスでの作者コメントにおいては「ヒロインの一人でありつつ、主人公カフカの目標」との記載があります。ヒロインの”一人”ってことは、別にヒロインがいるってこと?(キコル。。。レノかw)

日本防衛隊のエース的存在。その強さと美貌で日本防衛隊の象徴的存在となっている。日比野カフカの幼馴染。得意武器は巨大銃火器(キャノン砲)。
 怪獣と共に戦おうと誓ったカフカとの約束を胸に秘めており、その成長を待ち望んでいる様子。
・解放戦力の最大値は「96%」。

・相模原討伐作戦の際はキャノン砲で本獣を撃退。その後の怪獣10号による立川基地襲撃の際は、開智出席のため当初は不在だったが、最終的には駆け付けて怪獣10号をキャノン砲で撃退した。

市川レノ:
 カフカのバディ的存在。4月12日生まれ。身長174cm。好きなものは音楽、料理、少年漫画。

・怪獣解体会社である株式会社モンスタースイーパーの新人スタッフで、防衛隊入隊を志望している。当初は防衛隊入隊をあきらめたというカフカに反発を感じていたが、共に怪獣に遭遇した際、お互いを助け合うという経験をして以降、相棒的な存在となった(※一部読者からは”正ヒロイン”では、とも言われている)。

・クールな外見だが熱く、思いやりがあり気が利く男。そのうえ怪獣迎撃に際しても急激な成長と冷静な判断力を発揮し、副隊長の保科はその将来性を見込んでいる。

・相模原討伐作戦の際、伊春とともに斑鳩小隊に配属され、キコルを追い詰めた謎の等身大怪獣(エリンギ)に遭遇。その戦いのなかで飛躍的な成長を見せつけるも、エリンギの強大な力に重傷を負う。窮地になったところを、怪獣化したカフカに救助される。

・怪獣10号による第3部隊が配備され立川防衛基地の襲撃の際はキコルと組み、相当数の翼竜型怪獣に対処し、そのことによりカフカが怪獣8号に変身しないように善戦するも、その願いはかなわず、カフカは翼竜型怪獣が合体した超巨大爆弾に対処するため隊員の面前で怪獣8号に変身し、正体がバレてしまう。

・正体がバレたカフカは防衛隊全体の本拠地であるらしい「ありあけ臨海基地」に移送されるが、その際にカフカに防衛隊員として戻ってきてほしい旨の言葉をかけて、送り出す。

・配備されている基地が壊滅状態となった第3部隊の中でもレノを含む精鋭は、他部隊に編入されて、実戦経験を積んでいくこととなった。その中でレノは、防衛隊員としての更なる成長を誓う。

四ノ宮(しのみや)キコル
・16歳でカリフォルニア討伐大学を飛び級で最年少主席卒業。史上最高の逸材と謳われている。「趣味は怪獣殺し」などと発言するなど、不敵な少女。
・防衛隊入隊の最終試験(実戦試験)でも圧倒的な成果を出すものの(この時点で解放戦力46%。一般の防衛隊員は20%-30%程度)、その後「謎の怪人」の攻撃および復活した怪獣の手により絶体絶命のピンチだったところを、怪人8号と化したカフカにより救われた。
・父親は日本防衛隊の長官・四ノ宮功で、彼から怪獣退治の英才教育を施されているが、その厳しさゆえに愛情には飢えている模様。

・翼竜型怪獣の群れによる立川基地襲撃の際には、その戦闘力を認められ、防衛隊の隊長格以上でしか所持できない専用武器「大斧」を使用し、高い防御力を誇る翼竜型怪獣の正面装甲を切り裂き、レノと組んで遊撃隊として動き、無双状態を演じる。
・怪獣10号による立川基地襲撃以前において、カフカ=怪獣8号であることを知る数少ない人物だったが、立川基地襲撃以降は父である四ノ宮長官にカフカの助命を直訴。そのことを配慮してか、四ノ宮長官はカフカを救う方向で動いていた模様。

・また、いったん解散状態になった第3部隊を離れ、カフカと同様、日本最強の対怪獣部隊である第1部隊に配属となった。

出雲(いずも)ハルイチ
・東京討伐大学主席卒業。
・防衛隊の戦闘用スーツには「出雲TEC」とのロゴが入っており、入隊の志望動機について「家の事情もあり」と語っている。実は、戦闘用スーツや対怪獣用武装の開発を手掛けている国内最大手「出雲テックス」の御曹司。
・入隊試験時の体力試験2位

・怪獣10号による襲撃以降は、他部隊に配置されて力を養うこととなった。

神楽木葵(かぐらぎ あおい)
・陸上自衛隊の若手のホープだったが、陸自での約束された将来性を蹴って、防衛隊への編入を希望。出雲ハルイチをライバル視している。
・入隊試験時の体力試験1位。

・怪獣10号による襲撃以降は、他部隊に配置されて力を養うこととなった。

古橋伊春(ふるはし いはる)
・八王子討伐高専主席卒業。
中学生の時に皆に助けられて、防衛隊を目指していた。レノにライバル心を燃やしている。

・相模原討伐作戦の際、レノとともに斑鳩小隊に配属され、キコルを追い詰めた謎の等身大怪獣(エリンギ)に遭遇。目のまで飛躍的に成長するレノがエリンギの足止めを買って出て、そこから離脱して救助要請に行くように依頼されるも、レノを見捨てられず、ともにエリンギと立ち向かうが、追いつめられる。そこを怪獣8号に救われる。

・入隊試験時の体力試験3位

・怪獣10号による襲撃以降は、他部隊に配置されて力を養うこととなった。

保科宗四郎(ほしな そうしろう)
・第3部隊副隊長。室町時代からの「怪獣討伐隊」の末裔。二振りの小ぶりな刀(刃渡り50-60cm)を操る「刀伐術」で、余獣を瞬殺する実力を持つ。小型・中型の怪獣相手なら、ミナ以上の戦闘力を発揮できる模様。

・「関西弁」「普段は飄々としたキャラ」「本気になると目が開く(しかも瞳の色が左右で違う「オッドアイ」)」という、数々の強キャラフラグを持ち合わせており、予想通り強かった。
・試験でのカフカの様子を見て、お笑い枠で入隊させようなどと発言するなど、軽薄な言動が多いが、その実、カフカ=怪獣8号である可能性を感じ、監視しつつ、ミナの横に並び立とうという意思を持つカフカにかすかにライバル心も感じている。

・「夜明けの相模原討伐戦」で怪獣状態のカフカと対峙。解放戦力最大値「92%」の能力を発揮し、カフカをあわやというところまで追いつめるも、結局は逃走を許してしまう。

・怪獣10号による立川基地襲撃の際は、会議への出席でミナが不在の中で指揮を執り、怪獣10号の襲撃に対しての足止めを行い、その事により結果としてミナが到着するまでの時間稼ぎに成功。怪獣10号の撃退に繋げるものの、その後の超巨大生体爆弾を目の前で怪獣8号に変身したカフカが迎撃。うすうす、カフカが怪獣8号であることを感づいていたものの、カフカの人柄や態度を認めていた自身の気持ちに気付く。

斑鳩小隊長
・相模原討伐作戦の際、レノと伊春が配属された小隊の隊長。

中ノ島小隊長
・相模原討伐作戦の際、ハルイチと葵が配属された小隊の女性隊長。男好きな肉食系女子の模様。

小此木隊員
・基地のオペレーションを担当している、丸メガネで小柄な女性隊員。怪獣9号の追跡調査の際は、保科副隊長に同行してモンスタースイーパーを訪れた。

・怪獣10号による立川基地襲撃の際も、的確なオペレーションでその撃退に貢献。

水無瀬隊員
・翼竜型怪獣による立川基地攻撃の際、カフカに窮地を救われた女性隊員。その後、カフカと共に負傷隊員の救護に動く。

海老名小隊長
・翼竜型怪獣による立川基地攻撃の際、正体を率いて加勢に加わった。スキンヘッドのこわもての隊員。

四ノ宮功
・日本防衛隊の長官。実の娘・キコルに怪獣退治の英才教育を施した。キコルが討伐大学を首席で卒業(しかも飛び級)した際も喜んだ様子は一切見せず、「常に完璧であれ」と言い渡した。(キコルは、そんな父からの愛情に飢えているように感じられる)。妻(すなわちキコルの母)は、怪獣迎撃の際に死亡した模様。

・怪獣10号の立川基地襲撃の際に怪獣8号であることがバレてしまったカフカに対し、自身が対峙して闘うことで生かすか殺すかを決める判断をして、最終的にはカフカを活かし、防衛隊第1部隊にカフカを配属して、怪獣8号の力を活かして対怪獣迎撃にあたる命令を下した。

・その戦闘においてはかつて北海道札幌市を壊滅一歩手前にまで追い込んだ大怪獣・怪獣2号の打撃力、防御力、そしてソニックブームによる攻撃などの戦闘能力を有した戦闘服およびアームギアを使いこなせる世界で唯一の男であり、その戦闘力により暴走前の怪獣8号を追い込んだ。

・カフカと対峙した結果、他の将官の反対を押し切り、カフカの命は奪わず、その怪獣8号の力を使って第1部隊と対怪獣戦にあたるようにとの命令をくだした。

伊丹

・防衛隊の副長官。四ノ宮長官とカフカの対峙を、キコルとともに見届けた。

鳴海弦

・防衛隊第1部隊隊長。怪獣防衛隊の部隊の中でも解放戦力は40%以上の精鋭ばかりを集めた日本最強の部隊、第1部隊の隊長。四ノ宮長官とカフカの対峙の際には、いつでも介入できるように待機していたようで、長官からの信頼は厚い。巨大怪獣を銃剣状の巨大専用武器を使い、単騎で1撃のもとに沈めるなど、非常に高い戦闘力を誇っている。しかし、プライベートでは隊長室を五味屋敷同然の状態まで散らかし、布団にくるまりゲームにはまるというゲーム廃人の様相を呈している。

・防衛隊の隊長としては、徹底した結果主義で、対怪獣戦において高い能力だけ発揮してくれれば他はどうでも良いという考え方。また、防衛隊第1部隊にカフカを生体兵器として配属するという四ノ宮長官の方針には1度反対したが、これからさらに激しくなる傾向の対怪獣戦における戦力増強の重要性を四ノ宮から説かれ、またカフカも第1部隊への配属を強く希望し、その熱意に押されるかたちでしぶしぶ了承した。

長谷川エイジ

・防衛隊の副隊長。禿頭の巨漢で、その姿からは歴戦の雄姿感が漂う。通常時はだらしない鳴海の補佐を常々行っているらしい、常識的な人物である模様。

怪獣

怪獣9号
・カフカたちが受験している実戦形式の防衛隊最終試験に現れ、討伐された怪獣を蘇らせ、強大な力でキコルを死の淵に追い込んだ等身大の怪獣。高い知能と人間に擬態できる能力を持っており、現在モンスタースイーパーのスタッフとして人間社会に溶け込んでおり、防衛隊の持つような通信機能を遮断する技術を利用するなど、かなり深い知識を持っている模様。どのような意図で人間社会に対しての破壊活動を行っているかは、今のところ不明。

・その能力として、体内で生成した弾丸を体の各所から発射(体を膨張させ、そこから一斉発射が可能)、死んだ余獣をよみがえらせる(回数制限がある模様)、死んだ余獣の死骸を操り防御壁を構築するなど、様々な能力を持っている。

・「夜明けの相模原討伐戦」にて怪獣状態のカフカと対峙(怪獣8号についてはその周辺情報しか知らず、カフカがなぜ怪獣8号となったのかという点には関わってはいない模様)。それまで無敵状態だった怪獣8号に初めてのダメージを与えるものの、その反撃を喰らい弱点である”核”が露出するほどのダメージを負う。しかし、隙を見て逃亡した。

・逃亡後、ふらふらと移動している際に立ちはだかった人間を捕食し、その人間の顔(姿)を手に入れた。また、姿ばかりでなく、捕食した人間の記憶も手に入れられる模様。

・怪獣8号(カフカ)に引き続く「怪獣9号」と命名され、それ以降は人間社会に入り込み、次の襲撃の機会をうかがっている模様。

・そして、巨大アリ型怪獣を率いて、さらにそのアリ型怪獣と合体した形で、今度は品川のど真ん中に登場。目的は、怪獣8号への復讐?

怪獣10号(一本角のヒト型怪獣)

おそらく「怪獣10号」と命名されるであろう、頭部に一本角を持つ人型怪獣。第3部隊の本拠地である防衛隊立川基地を、翼竜型怪獣の大編隊を指揮して強襲をかけた。

 これまで群れで出現したことがない「プライドが高い」とされる翼竜型怪獣の指揮していることから、”プライドの高い翼竜系を束ねてしまうほどの力と、目的をもって行動する知性を有する”、怪獣8号や怪獣9号に並ぶ力を持っていると思われ、推定フォルティチュードは8.3という、大怪獣クラスの力を有している。

 襲撃の際、遭遇した副隊長の保科に「この基地で一番強いのは誰だ」と問い、保科が自身を挙げると「そうか。なら決まった。お前が俺の獲物だ」と返し、襲い掛かった。

 ビルを粉々に破壊する拳と、そこから放つ衝撃波で敵を攻撃。表皮は怪獣8号より硬く、防御力もかなり高い。

 巨大化も可能で、背中の上部にある弱点の核を狙って保科が攻撃した際も、その背部に「目」を配置して姿を捉え、保科を拘束することにも成功している。

 さらに、翼竜型怪獣を操り、目標に到達させた時点で自爆をさせる攻撃や、さらに最後の手段として余獣を合体させた「超巨大余獣爆弾」を作り、爆発させることも可能。

 最終的には巨大化した状態から保科に足を中心に攻撃され動きを止められたのち、ミナのキャノン砲の一撃にて核を射抜かれ、撃退された模様(※明確な死亡の描写はなし)。

翼竜型怪獣

・飛行能力を有する翼竜型の怪獣。以前の襲撃の際にも見られており、毎年10体前後出現する。ステイフォルティテュードは6点台と、本獣クラスの能力を持ち、それまで単体でしか出現していなかった。しかし、立川基地襲撃の際は怪獣10号に率いられて数十体が姿を現した。

・口から破壊弾を放ち、全面装甲は強固。しかし、飛ぶために軽量化しているせいか、後背部が弱点。

・怪獣10号の命令で標的まで飛んで自爆する生体ミサイルとしてや、数多くの個体が合体して1つの超巨大な生体爆弾になるなどの能力も有しており、あわや第3部隊を全滅の危機にまで追い込んだ。

巨大アリ型怪獣

・これまでは地下での遭遇例しか確認されていなかったが、怪獣9号に率いられる形で品川に突如出現。

【 怪獣8号 設定 】舞台設定

 「日本」およびパラレルワールドとしての世界。この世界観においての怪獣は、「地震」や「台風」などのような自然災害の一部として扱われている存在の様である。

 その日本は「怪獣大国」として、その発生率は世界でも指折りである(実際に地震大国である日本とも重なりますね)。

 怪獣が災害として猛威を振るっている歴史としては、ここまでで明らかになった内容によると、防衛隊の装備である「炸裂弾」の成分は、”1970年8月4日発生の本獣より採取”となっている。第14話における保科の「室町から続く怪獣討伐隊の一族」との言葉から類推するに、怪獣により日本は400年以上、その脅威にさらされている、ということになる。

【 怪獣8号 設定 】怪獣についての基礎知識

・「災害の一つ」として扱われており、その定義付けも「地震」に近いものとなっている。地震においてメインの揺れを「本震」、その余波で起こる揺れも「余震」というが、この世界においてはメインで発生した怪獣を「本獣」、付随して発生するものを「余獣」と呼んでいる。

  • ※余獣は、本獣が作ったルートを使って現れるもの、本獣に寄生していたもの、本獣が創り出したものなど種類は様々である。

・”核”と呼ばれる弱点を破壊することにより倒すことが可能。

・怪獣が特別強大であったり、討伐が難航した場合には「号」を付けたコードネームにて呼称される(討伐庁が制定)。

・怪獣の強度、ならびにその想定される被害の規模感は、マグニチュードならぬ「フォルティチュード」という単位が付けられている。数字が多いほど怪獣の強度が上がり、ならびに想定される被害の規模感が大きくなる、という基準である模様。

  • ※フォルティチュード6.4で一個中隊で対応するレベル。亜白ミナや保科なら単騎での処理が可能。また、最終試験の際、本獣を倒す際にカフカ=怪獣8号が観測されたフォルティチュードは9.8で、これは「歴史に残る大怪獣」というレベル。なお、保科がカフカと対峙した際、保科に「フォルティチュード8.0以上の大怪獣だ」との感想を抱かせている。

・怪獣の体組織は、防衛隊のテクノロジーのパーツとしても利用されている(防衛隊スーツ、銃火器に付属するユニソケットなど)。

・一部、人間並みの知性を持つ個体や、カフカにとりついて「怪獣8号」たらしめているような寄生体型など、さまざまな種類がいる模様。

【株式会社モンスタースイーパー(怪獣解体処理会社)

・第1話時点で、主人公である日比野カフカ及びその相棒である市川レノが勤めている会社。日本防衛隊が倒した怪獣を解体し、その後の清掃まで行っている。

・怪獣解体業は強酸性の体液などを持つ怪獣の処理を行うため、怪我や汚染などのリスクが高いが、この世界においてなくてはならない職業として定着している模様。

・怪獣9号の人間体は、この会社で働きながら、暗躍していた。

日本防衛隊(JAKDF)

・おそらく”JAPAN ARMORED KAIJYU DEFENCE FORCE”の略。

・怪獣対策の省庁として設立された「討伐庁」傘下の、対怪獣の実戦部隊組織。長官は四ノ宮功(四ノ宮キコルの父)。

  • ※第2話のカフカのセリフに「陸自の駐屯地と併設だからな」との発言があり、自衛隊とは別組織である模様。入隊年齢制限は33歳まで。

・入隊試験は1部が体力検査。2部は資質検査で、毎年内容が変わる(実戦、死骸処理など)。

  • ※この2年は「死骸処理」が採用されており、市川が、そしておそらくカフカがモンスタースイーパーのスタッフとなったのも、その対策としてというのが理由の一つ。

・最終試験となった実戦試験では、広大な市街地型演習場に本獣と余獣36体(※以前、八王子で16人の犠牲者を出した怪獣を後進育成のために生け捕りにしたもの)を配置。
受験者一人一人に1台の自動追尾ドローンを付けて、行動をモニター。モニター側の判断で命の危険を判断した場合には、遠隔でスーツのシールドを発動され、失格とされる。

【 怪獣8号 設定 】日本防衛隊の装備について

戦闘スーツ

・防衛隊の戦闘服だが、その素材として怪獣の筋肉繊維や細胞が使われており、その使用については熟練によりより多くの力を引き出すことができるようになる。

・どれだけスーツの力を引き出しているかの指標は「解放戦力」と呼ばれ、訓練を積んだ一般隊員で大体20%くらい。

  • ちなみに、入隊最終試験時の主要キャラの「解放戦力」は、
  • ・日比野カフカ:0%⇒2か月の訓練後1%(※もう、中の人が怪獣だからね・・・)
  • ・市川レノ:8%⇒2か月の訓練後18%
  • ・四ノ宮キコル:46%(※小隊長クラス。入隊前最高記録)⇒2か月の訓練後55%
  • ・出雲ハルイチ:18%%⇒2か月の訓練後25%超?(※明確な描写なし))
  • ・神楽木葵:15%⇒2か月の訓練後25%
  • ・古橋伊春:14%⇒2か月の訓練後20%

・また、解放戦力が高いほど、使用する銃器・火器の威力も比例して増大する。

※防衛隊の「最高戦力」といわれる鳴海弦が率いる第1部隊は、解放戦力40%オーバーの隊員にて編成されている。

・バイタルの感知機能もついていて、遠隔でモニタリングされている。死亡した場合は、バイタルが消失するため、モニタリング機能でその判断が可能。

・防御のためのシールド機能がついており、遠隔でも自身でも制御が可能。(※キコルが第6話で謎の怪獣から左胸部分へのダメージを受けた際も、シールドを一点集中することで致命傷を免れた。)

武器について:

・拳銃やライフル、バズーカなどのような銃器・火器を使用するが、それらの武器には「ユニソケット」と呼ばれる特殊な装置がついている。(第13話)

・部隊における最大戦力である隊長・副隊長クラスには、その特性に合わせた専用武器が与えられる。

  • 例)亜白ミナが隊長を務める第3部隊副隊長の保科は、二振りのブレード(刀)を使い、中・小規模の怪獣ならミナ以上に対応ができる模様。

・ユニソケット:怪獣の特性を発揮する器官(ユニ器官)およびそこからの分泌物を収納したソケット。これを入れ替えることで、、様々な怪獣から採取した特性を弾に乗せることが可能。

  • 例)炸裂弾:1970年8月4日発生の本獣より採取。
  •   凍結弾:1988年2月19日発生の本獣より採取。

(※また、コードネームが付くような強力な怪獣のほとんどは、特別な兵器のパーツとして使われる、とのキコルの発言アリ→四ノ宮長官の戦闘服およびアームギアは怪獣2号の流用。また、キコルの大斧には「No3」との刻印アリ→怪獣3号がベース?」

※新情報が出てきましたら、随時追加していきます!

 ・・・で、そんな怪獣8号ですが、2020年12/4(金)に「怪獣8号」のコミックス第1巻が発売されております!自分は電子版を購入したのですが、ジャンプ+掲載時のカラーページがそのまま載ってたり、登場人物の補完情報が記されていたりで、かなり楽しめました。おススメです!


そして、2021年3月4日(木)には、第2巻も発売開始!

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