「 ロジカルコミュニケーション 」を身に付ければ、プレゼンや日常会話など、それら日頃のコミュニケーションを上手にこなせるようになりますよ!
プレゼンや話し方を改善したいあなたへ。今回は『10倍うまくいく! 伝え方の基本』という本の中から、簡単に出来る話し方(伝え方)のコツの部分をお伝えします。このちょっとしたコツだけで、コミュニケーションがうまくいきますよ!
著者の安田正さんは、ビジネスにおける教育プログラムやセミナーをてがける「株式会社パンネーションズ・コンサルティング・グループ」の代表。早稲田大学理工学術院の非常勤講師もつとめていらっしゃいます。
英語、ロジカル・コミュニケーション、プレゼンテーション、対人対応コーチング、交渉などのビジネスコミュニケーションのの講師として活躍されているとのことです。
”55万人のビジネスパーソン、1000人の役職者、200人の経営者に伝授した、 日本人のためのだれでもカンタンにロジカルになる魔法のテクニックを一挙公開”とのことですが。。。
ただ、魔法のテクニックっていうのは、ちょっと盛りすぎw
むしろ、王道でオーソドックスな内容だと思います。だからこそ、しっかりやれば、着実に効果を望めるかと。
では、さっそく本題♪
目次
プレゼン・話し方に即効性!10倍うまくいく伝え方の基本とは?
1、伝えたい内容を大きく分ける
2、整理した情報に「ラベルを貼る」
3、ラベルを予告する
この3つの過程を行うのが、著者のいう「ロジカルコミュニケーション」です。では、この「ロジカルコミュニケーション」とは、具体的にどうおこなうのでしょうか?
以下に述べていきます。
まずは「伝えたい内容を分ける」
伝えたい情報を、その意味のカタマリごとに分けます。
たとえば、下記の文章。
「映画は中学の時から好きな科目で、それはビートルズの影響があるかもしれません。『この歌詞はどんな意味だろう』と辞書を片手に悪戦苦闘したことを思い出します。それが今では仕事で大いに役立っているのです。特に私が所属して開発部では外国人が多く、英語でのコミュニケーションは必須です」
この文章だと、意味のカタマリとしては、
①中学から英語が好きだった
②今、仕事で英語を使っている
この二つに分けられます。
分けた情報に「ラベルを貼る」
その、分けた意味のカタマリに名前をつけることを、この本の中では「ラベルを貼る」といいます。
分けた意味のカタマリにラベル(名前)をつけるときは、
①異質の情報がまぎれこんでないか調べる。
②それらのまとまりが、話全体の中でどんな位置づけになっているかを調べる。
③話全体の流れを意識する。
・また、ラベルを付ける際は「名詞表現」にして「カンタンに短く」にする。
①中学から英語が好きだった→【得意だった科目】
②今、仕事で英語を使っている→【現在の活用状況】
話の冒頭で「ラベルを予告する」
・話をはじめる際は、その冒頭で話全体を「ラベルを使って予告」します。
・先程からの例をベースにした予告内容↓
「私が話したいことは、【得意だった科目】と【現在の活用状況】についてです。」
・その、「ラベルを使った予告内容」をベースに、話す順番のプランをもって話すことにより、「何を」「どんな順番で」話していくかを、話をする前に理解しながら話す→このことにより、話の内容が横道に逸れにくい、人を動かすことのできるものとなります!
「 ロジカルコミュニケーション 」のもたらす効果
このように、伝えたい内容を大きく分けて整理し、その内容にそれぞれをラベルを貼る→そのラベルの内容を順番につないで構成することが、「話のプランを話す前に作る」ということ。
そのプラン通り、「ラベルで予告した内容を、予告した順番通りに話す」ことにより、日本人の話し方の最大の欠点である
「連鎖して話が横道にドンドンそれていく」
という現象をなくすことにつながります。
また聞き手の立場からも、「はじめに話全体を予告されることで、「この話はいつまで続くんだ」というイライラ感から聞き手が解放されます。
「 ロジカルコミュニケーション 」を使う際に意識したい、話し方(伝え方)のコツなど
・プレゼンの際は、まず最初に「話の全体像=話のプラン」を最初にしめす(ラベルの予告)。
・人前で話すとき、緊張して頭がまっ白になる→整理した情報を、図としてイメージ化して頭にとどめておき、その図を頭にうかべながら話す。
・本筋から話がそれる話をする場合は、そのはじまりとおわりを告げて、本筋に戻るようにする。
・相手の話が分かりにくい場合も、「相手が伝えたいポイントを整理し」「理解しやすい順番」で伝え、ポイントを確認して、ズレがある場合はそこで認識の一致させる。
・自分の話したいことと、相手の聞きたいことをマッチさせる。
・「伝えよう!」という熱意!”コミュニケーションの省エネ”は逆効果。ハッキリと、笑顔で話し、声のトーンも高めに、エネルギーを満たすように話そう!
・曖昧な言葉は、曖昧な思考から生まれてしまう。
・思考を明瞭にして、声を出して確かめる。
・相手の合わせたトークプランを練る。
・分かってもらえない、との前提で話す。
・初対面ではたくさん話すより、話のポイントを押さえて話す。
・一つの会話においては、常にその優先順位を考えながら話す。
使うのは結構カンタンで、しっかり効果アリの「 ロジカルコミュニケーション 」
1、伝えたい内容を大きく分ける
2、整理した情報に「ラベルを貼る」
3、ラベルを予告する
この3つの過程を行う「ロジカルコミュニケーション」。実際に使うのはそれほど難しくないし、それでいてしっかり効果はあります。
自分もこの本を参考に、外部へのプレゼンテーションを行いましたが、うまくいって案件ゲットできました!事前に伝えない内容を選別しておいて、その内容にそれぞれラベルを貼って、最初にその内容を話しておけば、話が脱線しないし、しっかりまとまった内容を相手に伝えることができますよ!
また、ロジカルコミュニケーション以前の「自身が豊かになる方法」について、下記のURLにもまとめていますので、よろしければご参照ください!
でわでわ♪
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