注目の格闘家、かつアパレルブランドを運営している実業家としての側面を持つyoutuber・朝倉未来選手の初の著書「 強者の流儀 」を読みました。
youtubeの動画「喧嘩自慢をスパーリングに誘ってみた」を観て以降、今ではすっかりファンになった、いまやトップユーチューバーにして格闘技興行・RIZINのエースである朝倉選手。
↑youtuberとしての大ブレイクきっかけ動画。最近は目元が優しくなられましたが、この頃はまだ怖い。。。
数々の金言・名言に満ちた、自己啓発的な意味合いも強い、まさに”良書”。
若い人にはこの本を手に取ってもらって、その生きざまを見習ってもらいたい気持ちでいっぱいです。
このたびは備忘録的な意味も含めて、この本の中の中で自分的に響いた”名言”をピックアップするとともに、朝倉未来選手の持つ「心の強さ」の根っこの部分を、私なりに考察してみました。
目次
「第1章 強者の流儀 」より
(※以下、鍵カッコ内が引用部分)
格闘技の強さと日常生活での強さ、その両方に求められることは「自分を客観視できること」
自分の強みと弱みを知ったうえで、「自分に強みがあるのなら、それを活かして物事に取り組めばいいんだし、弱みしかないのなら、その中で何かを選んで弱みをつぶせばいい」
「基本的に、自分行動を止めてしまうようなネガティブシンキングは、何にもいいことがないんですよ。だから、ネガティブをポジティブに変えていくように心がけたほうがいい」
強い格闘家の4要素=「頭がいい」「基礎的な身体能力の高さ」「努力の継続」「意志の強さ」
「最後までやり遂げるんだ、途中で苦難があってもおれずにやり切るんだ、という精神的な軸というものは何かを達成するためには必須です(だからこそ成果を上げるための工夫にも力が入ると言えます)」
「第三者からの見え方を意識することは重要で、成長の秘訣」
「第2章 強者の準備」より
集中力の発揮について:「何事においてもやるべきことが明確であり、なんのためにやっているかを強く意識」
苦しい時の工夫:「体を乗り物だと思う」「練習をしていて苦しさを感じても、自分じゃなくて自分のカラダが傷ついているだけなんだ。体の中心にいる本当の自分は無傷なんだ・・・こういう風に考える」
「第3章 強者のメンタル」より
「死とはご褒美」
「本当に死んでもいいと思っているからこそ、心の底から開き直れる」
「本当にやりたいというメンタルをキープできたときに、人間は一番成長できる」
「今を生きるしかない」
「夢への挑戦が人を変える」
「挑戦しないと失敗もしない。そして、失敗やミスがあったら、それを改善していけばいい。そうしたら最終的には失敗じゃなくなります。」
「不安は努力で乗り越える」
「第4章 強者のyoutube」より
「いつからでも勉強は始められる。人生、一生勉強」
チーム作りは「キャラかぶりを避ける」
「企画をやるときに重要なのは、視聴者の意表を突く、ということ」
「コンテンツを作るうえで大切なのは、見る人の感情を動かすこと」
※ピックアップはここまでです。
【 強者の流儀 感想まとめ】朝倉選手の強さの秘密は「客観性」と「悟り」
ここからは、この本を読んだ私自身の感想です。
この本を通して特に印象的だったのは、自分を見る「もうひとりの自分」からの視点を常に意識しているという「客観性」。
そして、”死はご褒美”、”今を生きるしかない”という、仏教的な価値観にも通じるような「悟りの境地」。
※自分的に悟りの境地とは、「世の中の事象に対して心が迷わなくなる」ことと、ざっくり捉えてます。
格闘家としての強さにおいて、「客観性」があるから相手と比べた自分の力量を見誤ることなく、足りない部分は補強し、または戦略で補って相手に勝利できる。
さらに、「死すら恐れない悟りの境地」にあるから、どのようなシチュエーションでも動揺することなく、ブレずにファイトプランを貫ける。
・・・これは、強い(確信)。
この「客観性」と「悟りの境地」が、格闘技としての強さだけに留まらず、YouTuberやアパレル展開などの「金を稼ぐチカラ」にも繋がってるから、もう手に負えないですね。
「客観性」と「悟りの境地」は、すぐにできるものではないけれど、誰でも意識する場ある程度までは手に出来るものだと思います。
だからこそ、この本から学ぶべきことは老若男女とわず多いと思うし、この本自体のカテゴリーも、「格闘技関連本」というカテゴリーではなくて、「ビジネス自己啓発」にこそふさわしい内容。
仕事で成長したいと考えているサラリーマンや経営者にこそ、ぜひ読んでほしい本ですね!
現在は新型コロナの影響で、朝倉選手が出場していた「RIZIN」をはじめ、格闘技興行がストップしてますが、早くリングでその生き様を、自分を含めたファンに見せつけてほしいです!
↑ビジネス自己啓発本として、読んだ人にやる気を与えてくれる内容ですよ。また、自身やセコンドに付いた試合についての考察と分析は、格闘技ファンなら必読かと。
た、朝倉未来選手の著書「強者の流儀については、別記事でも取り上げておりますで、そちらもご参照いただけると幸いです。
でわでわ!
コメント